1280720 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

Quatre saisons ;ベランダとお庭の四季

2回目の京都 ・五山の送り火 2014年8月




京都駅 烏丸口




◼️2回目の京都。2014年8月。銀閣寺の特別拝観と白沙村荘のテラスで送り火鑑賞




2回目は翌年2014年8月16日、京都の送り火の日です。

おりしも京都福知山市の豪雨災害のときでした。
新幹線で京都駅に到着したとき、駅が揺れるくらいの落雷がありました。
周辺の電車の交通機関がストップして京都駅に到着していて良かった。
間一髪のところでした。

『そっちのお天気はどうよ?』と豪雨を心配するメールが届きました。
これも日頃の危機管理に煩い身内なのですよ。
行き先予定を連絡しておりて良かったです。


まだ、京都の地図がわかっていませんので楽天トラベルサイトをみて
駅ビルの中にあるホテルを予約しました。

駅直結のホテル近鉄京都駅です。今現在は、都シティ近鉄京都駅ホテル。
すべて時短、めいっぱい京都を楽しみましょうっと思ったわけです。





チェックインして荷物を置き、八条口アスティ駅構内にある軽食屋さんで昼食です。
先日の伏見へ行った時(2019年7月、ちょうど京アニの惨事の1週間前)、
この軽食屋さんは星乃珈琲店になっていました。




*銀閣寺そばの白沙村荘へ




今回のイベント会場は銀閣寺のそばにある白沙村荘でした。

タクシーを使う予定でしたが、送り火の日と雨がかなり降っていましたので駅は大混雑。
なのでバスで行くことにしました。京都駅から銀閣寺まではバスで烏丸口からバスで約40分位。

鴨川を渡ったとき、普段静かな流れも茶色した濁流となっていて
土手から土手が全部濁流で遊歩道なんて濁流の下となっていました。
この川を渡ったら、もう生きて東京に帰ることができないのではと
大げさではなく、恐怖心にかられました。

当たり前ですが道は渋滞、イベント集合時間には遅れるし、混雑している車内で
遅れますと携帯するのもはばかられ、現地スタッフさん方にはご心配をお掛け致しました。

幸いにも白沙村荘は『銀閣寺前』のバス停のすぐそばでしたので探すことなく助かりました。

⬇︎ ⬇︎
白沙村荘




*白沙村荘で護摩木の奉納




日本画家、橋本関雪が思うままに庭を造り
関雪のアトリエで送り火で焚く護摩木の奉納です。

まずは『家内安全』
これが今夜の大文字の火となると、思いつくままに祈願の言葉を綴りました。




*銀閣寺へ移動です



銀閣寺

白沙村荘からイヤホンガイドを着けて銀閣寺へ移動です。
銀閣寺まで約5分程度の徒歩ですが混んでいる観光地では
イベント御一行様には有難いイヤホンガイドでした。

雨が激しく降ってきました。哲学の道入り口付近でちょっと雨宿り。
スタッフさんはスーツがビッショリとなってもご案内してくれます。

このときのスタッフさんと今も親しくお付き合いさせていただいてます。




*銀閣寺での特別拝観




この豪雨で何百年も叩き固めてきた向月台も崩れ、銀沙灘も無惨な姿。

銀閣寺専任のガイドさんが長い間ここでガイドを担っていますが、
こんなに崩れたのをみたのは初めてですと。




小雨の中、それをさっさと綺麗に直している庭師の方々。修復するお仕事を拝見です。
京都の文化を護る京都の人たちの手は素晴らしいと感心でした。






特別拝観では
方丈(本堂)と国宝 東求堂の内部にあがることができました。
方丈では釈迦牟尼仏のご本尊 。本来なら真摯に手を合わせるべきところですが

江戸期の南宋画家の巨匠与謝蕪村(よさぶそん)と池大雅(いけのたいが)の襖絵と
私は貴重な文化財としてたんまりと拝見させていただきました。

方丈から見る月待山は絶景です。




東求堂(国宝)から書院を取り囲む庭園

東求堂では、教科書に載っている書院造りと日本初の四畳半のお部屋に座り
掛け軸のような造りから、こちらを囲むお庭を見ました。

その裏手にある弄清亭(ろうせいてい)では奥田元宋の襖絵部屋を。
ただただ「きれい・・・」と。美しがゆえ、もったいない。

部屋から見える銀閣の緑と風とそして部屋に差し込む光と襖絵
すべてが美しく調和してました。


慈照寺で観るからこそ、その佇まいがあるのですが
たいへんに美しい襖絵はきっと私が生きているうちには
美術館に出展はないと思うのです。

秋に特別拝観があり、そのときにご覧になれるチャンスがあるようです。
京都東山文化に触れる京へのいざない、また飛んでいきたいと思うのです。




慈照寺の書院は平成5年(1993)11月、延べ10年の歳月をかけて
落慶となった新書院です

その大広間は明治の世界的画家富岡鉄斎の襖絵に囲まれ、圧倒されました。
ここでお薄をいただきました。

京都には知らないお宝が多数ありますね。




慈照寺の花方さんは境内で咲く花材を1本1本見極めて、鋏を入れて花器に活け込みます。

手元を見据え、上に伸びる背の高い蓮の葉の姿は目で追いません。
この動作にはとても不思議なぜ、上をみてバランスを確かめないのだろうと。

あとのお話で、

手元は「今」
上に伸びている蓮の葉は「未来」
花器でみえない部分は「過去」

今を観る、私たちの、そして取り巻くものすべての命と事象
そんな意味があるようです。奥が深いですね。




花器は何百年もの前のもの、剣山は使わず藁で作った俵に花を活けていきます。
花をたてる、華道のことは知識がありませんのでたてるの漢字がわかりません。


よい旅をさせていただきました。
特別拝観にて貴重な襖絵を観せていただきました。
これだけでも10年分の美術館通いの価値がありました。




*白沙村荘へ戻り、橋本関雪記念館のオープンプレビュー。




日本画家の橋本関雪の記念館が白沙村荘内にできました。
この年の9月にオープン、その前のプレビューに立ち合わせていただきました。

建仁寺では関雪の襖絵をご覧になれます。




*橋本関雪記念館で精進料理とテラスで五山送り火鑑賞




記念館の2階で副館長のお話とともに精進料理が振舞われました。

関東人にとっては『大文字焼き』という言葉が馴染みがありますが
京都の人たちにはお盆でお迎えしたご先祖様を送る日なのです。
ですから大文字焼きでなく、宗教的意味合いの送り火なのです。

槍が降ろうが豪雨だろうが、何が何でも『送る』日なのです。




大文字麩に松茸と柚子のお椀。

このお椀が出されて精進落としはお仕舞いです。
この後から鱧、鰻、鮎とでてきます。




季節の和菓子は大きな蓮の葉にのっています。

ここでサプライズがありました。
私の前に座っていらした大阪からいらしたご婦人。

落雷で電車がストップして銀閣寺の特別拝観に間に合いませんでしたとか
明日の京都めぐりはどこがよろしいでしょうか?なんて、お話をしていたのですが、
この3年後に神戸の花火のイベントでテーブルがご一緒になりました。

お顔は忘れていましたが、指輪を覚えていたのですよ。
とてもゴージャスな指輪でしたので印象深く残っていまして
神戸でも違った豪華な指輪をお召しになられていて、もしかしたら?と
この京都でのお話をしましたらビンゴでした。

こんな偶然ってあるのですね。





お時間もよろしく、送り火の始まりです。
関雪記念館のテラスで送り火を観させていただきました。

今までの生活は京都というより西日本方面にはご縁がなくて
一生かかっても、送り火を観ることなんてないでしょうと思っていました。

はぁ、こんな私でも京都に行かれるのだ〜、京都に来た〜。って感じ。(^ー^)


倶楽部スタッフさんが、京都駅までハイヤーを手配してくださっていました。
不案内な京都の地、送り火という観光客が多い日で、たいへんにありがたい配慮でした。




*宿泊ホテルのこと


あのときは駅直結のホテル近鉄京都駅でした。
今現在は、都シティ近鉄京都駅。

駅ナカですので、不案内な私でもすぐにわかりました。
チェックイン前でもチェックアウト後でもロッカーで預かってくれます。
観光後、フロントを通すことなく荷物を出せますので時短です。

お部屋は新幹線がよく見えます。騒音はありません。
駅に沿ってのビルなので、エレベーターから離れたお部屋だと
長い廊下を歩くことになりますが、壁に掲げられた絵が京都らしく和みます。


当時は建物の構造上、お部屋もバスタブが狭かったです。
ベッドマットレスは少し不満でしたがホテル名も変わり今現在は知りません。
朝食はバイキング、お値段以上でした。

便利な立地条件のホテルでした。






翌日は きぬかけの路を歩きました




| ⬅︎ 1回目の京都へ戻る | Home | 2回目の京都、きぬかけの路へ ➡︎ |


Copyright(C). 2019 marine All Rights Reserved.







Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.