Quatre saisons ;ベランダとお庭の四季

台風の余波で予報より早く
雨がぽつりぽつりの新宿

コクーンタワー前に集合して




岡田美術館の貸切バスツアーを見つけて
バスで箱根まで行くことにしました

バス旅行は苦手なところもあるけれど
総革張りのシートにフットレスト
スリッパにミネラルウォーター
緑茶にコーヒーサービスもあって

大型バスなのに席は24席という
ゆったりラグジュアリーな旅




ツアー代金は岡田美術館と
昼食代を含めてそれなりの料金だけれど
箱根まで車窓を楽しめるガイド付きで
箱根観光が十分に楽しめる

首都高から東名へ
車窓から見る地域のガイドは嬉しいもので
個人ではこうはいかないから
代金は十分に元は取れた




岡田美術館とは
展示室に入る前のチェックが厳しく
携帯・カメラ・タブレットも
当然ながらの飲食物の持ち込みは禁止




無料ロッカーに荷物を預け
空港と同じようにx線のゲートをくぐり
必要に応じてボディチェックもありと

箱根という場所柄
美しい富士山に自然と温泉と
東京からの近場で近年は
外国観光客も増えてテロにも




岡田美術館そのものが
世界の岡田を目指している美術館

それだけに美術品の保護を
重要としているのでしょう




入館料も2800円というお高い料金
展示品だけで考えれば質の高い
たっぷりの見応え量でこのお値段は
高くないですが

とにかく収蔵のお宝がすごいし
展示も良いお金持ちの私立美術館

暁斎美術館とは段違い




けれど
お水を飲みたければ5階にある
ウォータークーラーでどうぞと
5階まで移動しなければならず

自販機もなく大量の展示品を観たあとの
ぐったりの疲労感を癒すお茶も
園内にある庭園の開花亭まで
行かなくてはならないし

小涌谷という結構傾斜地で
平坦な道しか歩かない日常
山道の移動は辛いなぁ




ほんの少し使い勝手が良くないけれど
源泉掛け流しの足湯は無料で
都内にある美術館とはまた違う趣き




画像は箱根強羅にある
旧閑院宮別邸跡にできた
強羅花壇での食事

今は高級旅館になっていて
当時の洋館の中で食事ができる
器も素晴らしい

自分勝手な評価
使われている食器は美濃吉より上
配膳とお味は美濃吉の勝ち




旅館への廊下のこの天井が
感動もの




箱根は昔からの著名人の
別荘地なんだと改めて知る

標高も高く雨も強くなって気温は11度
小涌谷、大涌谷と温泉の噴煙を見ながら
バスツアーも良いものだとうつらうつらの帰途
でした


➡︎ 強羅花壇



　　　
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