＊池だったところの移り変わり

父親の趣味で庭に池がありました この子たちには思い出があります 中越地震の日に震源地だった 山古志村から迎えた子 そして東日本大震災のとき 池の水と一緒に飛び出して 命拾いをした鯉たちです 高齢になってポンプの手入れが できなくなり鯉はお嫁に出して 水を抜きました 枯山水風にするつもりでしたが 高齢となって進みませんでした 庭木を伐ったとき出た土と 大きな石を投げ入れたままで ずーっと枯れたままだった池 いつの間にかツワブキが蔓延り それはそれで良かったのですが あまりにもワイルドで ここをなんとかしようと 発起したのは去年の今頃 コンクリの底に穴を開け 水捌けの良い土を入れたり というのはご存知の通りで 松の枝が伸びる明るい日陰 それなら和のテーストをと 木賊を植えたり 1月 一年中、ちょこちょちょと お花が楽しめそうなイベリスを 石の間に植えて 2月 日本水仙を植えて花が咲いて 3月 春蘭という地味なお花もあれば 4月は 期待の牡丹の蕾 豪華なお花が咲きました 5月 稚児百合が咲けば ひっそりとした佇まい 6月 小さな紫陽花が芽吹いて 梅雨らしい景色に変わりました 猛暑で手付かずだった夏 今はツワブキのお花が咲き続け 日本水仙も葉がすくすくと育ち また季節は巡ってきて 一年を通じて季節の移ろいを 楽しめるところとなりました Quatre saisons　 四季のある国に生まれ お花で知る四季を愉しんでいます 　　　 　　　にほんブログ村 応援ありがとうございます