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今週は所沢に遠征してきた。もちろん、親子での生観戦である。ダルビッシュに負け星を付けられず、小田にサヨナラ弾を打たれた木曜日。岸を打ち崩したにもかかわらず、赤田にサヨナラ満塁弾を打たれた金曜日。そして、土曜日である。徹夜明け、西武池袋線の中で仮眠を取る。辿り着いた球場は、極寒の地だった。結果は……。またしても中継ぎが大荒れで、3連敗。“L Vision”とやらに映っているが、ヒーローは3ランを放った中島だ。それにしても、理解を超えた試合だった。2回表、なんとローズが盗塁( ゜Д ゜;)塩崎の打席、フルカウントからエンドラン失敗?タイミングはアウトだったが、送球が逸れてセーフ。結果、これが下山の先制打を呼んだ。その裏、村松の好捕直後に失点。普通、良いプレーの後は波に乗るものだが、二死から石井義、細川と連打されて同点に。今年のオリックスは、こういう場面が目立つ。4回表、なんと後藤が流し打ち( ゜Д ゜;)二死二・三塁の場面、コースは真ん中。普段なら無理をして引っ張りそうなところだが、打球は逆方向へ。これが奏功し、勝ち越し。後藤は猛打賞の活躍を見せた。しかし5回裏、再び同点。連続三振で今度こそ波に乗ったと思われた直後、中島、ブラゼルの連打で追いつかれた。ここから、金子がまさかの乱調( ゜Д ゜;)6回裏にはボカチカに被弾。7回裏にはおかわりにも被弾。計7失点。この2週間、カーブをあまり使っていないが、何か不都合でもあるのだろうか。そうそう、忘れてはいけない。7回表、代打・古木の適時打があった。しかも、流し打ち( ゜Д ゜;)隣の人は名前がコールされた瞬間、めちゃんこブーイングしていたので、打った後は「オレが悪かった」と叫んでいた。さァ、オリックスのハイライトは8回表。この時点で3対7。諦観が漂う左翼席。しかし、壮一朗は違っていた。父「オリックス、負けてるんだよ」壮「おいくしゅ、まけないよ?」父「でも、実際に負けてる」壮「だいじょーぶ」すると……。後藤 ⇒ 中安大引 ⇒ 左安坂口 ⇒ 中安村松 ⇒ 二飛カブレラ ⇒ 二塁打5対7、なおも一死二・三塁。ここで、打席にはローズ。前の打席は、星野の前に全く手が出ず、三振。マウンドには同じ左腕の三井がいる。その2球目。なんと、逆転3ラン( ゜Д ゜;)壮一朗くん、君は預言者か。スタンドは狂喜乱舞。とにかく騒ぐ、騒ぐ、騒ぐ、騒ぐ。しかし、ブルペンを見やると、今季絶好調の山口がいない。投げているのは……。ヤング( ゜Д ゜;)この男、ストレートは150km/hとそこそこ速いが、他に球種がない。それでいて、制球力があるわけでもない。歓声から怒号に代わる左翼席。皆、きっとマック鈴木を思い出したのだろう。ここで、日本ハムファンの上司にメールしてみた。「今、所沢は大変な騒ぎに。 しかし、3試合連続逆転サヨナラ負けの 予感が漂い、ハラハラです」こんな時、ファンの声はいつも正しい。案の定、ヤングはバタバタとした投球。安打のボカチカは日高が刺してくれたが、赤田にはストレートの四球。ここで、投手は左殺しの吉野に交代した。西武はすかさず江藤を打席に送る。一発はあるが、必要以上に怖がる相手ではない。ところが、ここでまた四球。一体、何しに出て来たのか。二死一・二塁。TCが指名したのは、木曜日に同点・逆転サヨナラの屈辱を味わった抑えの加藤大輔だった。実は加藤、ブルペンの様子を見ていても、調子はあまりよろしくなさそうだった。ミットにパチンと来ない。3連投になるとはいえ、どうして山口ではなかったのか。どうして一番出来の良い投手を起用して悪い流れを断ち切ろうとしなかったのか。打席には、中島。あっさり被弾。こうして、試合は終わった。終盤の継投は、明らかに采配ミス。理解不能だ。そもそも、相手先発の西口に対し、前回対戦で逆転満塁弾を放っている濱中も使っていない。これも隠れた采配ミスではないか。夜、ハムファンの上司から返信が来た。普段、オリックスには必要以上に辛辣な男……。「とりあえず明日だね。明日、明日。 お互い今日のことは忘れよう」まるで監督時代の本部長のような、優しい言葉だった( ゜Д ゜;)☆☆☆先週、オリキチたちの熱烈な応援を見て、固まっていた壮一朗だったが、実は家に帰った後は「がんばれ」ブームに。この試合でも、序盤は雰囲気に飲まれていたが、徐々に慣れてきて……。タオルを振る。拳を振り上げる。手を叩く。得点時には周囲の人々とハイタッチするなど、2歳にして見事なまでに馴染んでいた。そこで、メガホンを買い与えてみたら。乱打。この日、父以上に熱烈なファンが出来上がった。Please crick here !!