カテゴリ:漫画
氷河さんが悩んでいる間、
銀河戦争の会場では鳳凰座の一輝が、 5人のバッタモンを引き連れて主導権を奪っていた。 ということで、物語は暗黒聖闘士との抗争へと発展していく。 雰囲気に流されやすい氷河さんは、星矢たちと共闘することに。 今度の相手は“ブラックスワン”なる、 これまたバッタモンである。 ブラック○○、メカ○○の存在は、偽者の証。 流石は鬼才・車田大先生、古典をよく心得ていらっしゃる。 それにしても、どうしてブラックキグナスじゃないのか。 そもそも、どうしてコイツが四天王なのか。 白銀、黄金レベルの暗黒聖衣版はないのか。 そして、鳳凰座だけ量産型なのは、何故なのか。 しかし、作者は無言で語る。 「漢(おとこ)なら、四の五の言わずに読むのだ!」 そして、お決まりの秒殺が始まるのである。 「そうか…、ならブラックスワンよ。 その闘志に敬意を表した形でほうむってやろう」 え? ウソ? 闘志を見せるどころか、 あっさり負けを認めただけのような……、あっ。 「ホーロドニースメルチ!!」 あァ、前哨戦までして煽った割には、随分と淡白な。 「ブラックスワンよ、本来なら永久にそこで 氷柱となるはずだが、右手だけはのこしてやった…」 そして、まるで意味不明な武士の情け。 これが後々、氷河さんの首を絞めることになるとは。 「めざすは一輝のみ…。 一輝をたおして頭をとりかえせるものは、 このキグナスしかおらん」 氷河さんが1人虚しいプチ自慢をしている頃、 真下では、どす黒くなってしまった星矢が苦しんでいた。 「今…、鈴の音がきこえたような気がしたが…。 …………気のせいか…………」 うっわ、コイツったら使えねえええええ! 主人公が誰なのかも忘れ、先走る氷河さん。 一輝のもとへ辿り着いたはいいが、大変なことに。 「うけてみろ、ダイヤモンドダスト!!」 サクッと跳ね返され、レア台詞「バ…、バカな!」を 思わず使ってしまう氷河さん。 更に、鳳凰幻魔拳を受け「もはや、おまえを葬るのに、 なんのためらいもない……!!」などと今更なことを 述べた後に放った一撃。 「ホーロドニースメルチ!!」 これも不発。またもレア台詞「な…、なにい~!?」を 思わず使ってしまう氷河さん。 そう、ブラックスワンに情けをかけたせいで、 氷河さんの技は全て見切られてしまっていたのだ。 こうなると、勝負は明らかなわけで。 一輝の名もないパンチは、彼の胸を貫くのだった。 ……アレ? 永久氷壁から生まれた聖衣、壊れちゃった? 一輝「おまえの全神経は、指の先までボロボロ…。 もはやアリを殺す力さえものこってはいないのだ」 断っておくが、これは聖衣が砕ける理由にはならない。 悲しい事実だが、やはり氷河さんの言葉は嘘だったのだ。 頬を伝う涙。しかし、泣き虫だが立ち直りも早い彼は、 冥土の土産に一輝の右腕を凍りつかせることを思いつく。 そして……。 一輝「すでに息絶えていたのか…」 ウォーズマンvs.バッファローマンを髣髴させる 立ち往生、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ! この後、しばらく氷河さんは仲間が来るまで、 奥義「死んだふり」をかまし続けることとなる。 (つづく) Please crick here !! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
続編があったのか!しかも、またつづく?
これではあまり書き込めないな。これ以上つっこみやすいところというと、一輝はあの「右目」の絵だけでよくホーロドニースメルチ(当時、このタームを真っ先に暗記できたことで、わずかなりの尊敬を仲間内から集めた)を見切れたな。というくらいしかないや。 (2006.08.17 22:13:24)
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