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ねっぴぃ野球倶楽部~オリックスファンが書くスポーツコラム~

2007.02.02
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カテゴリ:蹴球
去年のW杯決勝から約半年、
あの名(迷)場面がイタリアの地で再現された。

インテルのDFマルコ・マテラッツィ、33歳。
またしても試合中に頭突きを食らってしまった。

事件が起きたのは、先月28日のサンプドリア戦。
キッカケは1つのラフプレーだった。

前半6分、インテルのGKジュリオ・セザールと
こぼれ球に詰め寄ったサンプドリアのMF
ジェンナロ・デルベッキオが激しく交錯。

仲間への悪質なファウルに、マテラッツィは怒った。
0距離からの仁王立ち説教!

刹那――、ガツン。

無防備な顎へ会心の一撃が決まっていた。

翌日、地元のガゼッタ・デロ・スポルト紙の
紙面には、こんな見出しが躍った。

「頭突きを呼ぶ男」

2006年W杯最大のハイライトとなった、
ジネディーヌ・ジダンの頭突き退場。
ご存知の通り、もう1人の主役はこのマテラッツィだ。

この試合は、4年という年月の集大成であり、
“英雄”の引退試合でもあった。
それだけに、彼の名は瞬く間に世界へと轟いた。

それを証明したのが『ナイキ』のCMである。
彼はここでも頭突きを食らっていた。

今回も含めて、これら2つの事件には、
不思議に思う点がある。

疑問その1「何に怒ったのか?」

2件とも、頭突きの引き鉄となったのは、
マテラッツィの「言葉」である。
果たして、何を言われたというのか?
真相は今ひとつ不明瞭なままだ。

疑問その2「なぜ頭突きなのか?」

プロ野球の乱闘を思い浮かべて欲しい。
普通は、殴るか蹴るか。頭突きはなかなか選ばない。

デビッド・ベッカムやウェイン・ルーニーも
W杯で一発レッドを経験しているが、
2人とも頭突きなどしなかったではないか。
なぜ、マテラッツィに対しては頭突きなのか?

仮説を立ててみた。

「マテラッツィは挑発をしたのではない。
 きっとパルプンテを唱えたのだ!」

『ドラクエ』シリーズに登場する上位呪文。
効果は、唱えた本人にもわからない。

「まてらち」はパルプンテをとなえた!
じかんがとまった(=ファウルになった)!

「まてらち」はパルプンテをとなえた!
かなはろ(カンナバーロ)のしゅびりょくが27あがった!

「まてらち」はパルプンテをとなえた!
とつてい(トッティ)はあたまがこんらんした!

このように、彼はいつもこの呪文を唱えている。
普段は、効果を見過ごされているだけだ。

回数を重ねれば、レアな効果が出ることもある。

「まてらち」はパルプンテをとなえた!
ずつきをくらった!

頭突き事件の真相は、
これが半年の間に2度出ただけなのだ。

……なわけないか。

冗談はさておき、マテラッツィとジダンには、
過去にも因縁がある。

セリエA1999/2000シーズン最終節、
ペルージャvs.ユベントス。

当時、マテラッツィはペルージャでプレーしていた。
そう、中田英寿のチームメイトだったのだ。

そして、ジダンはユベントス。
この試合には、チームの優勝がかかっていた。
格下相手、順調に勝てば栄冠を手にできる筈だった。

ところが。

ユーベにとっては、まさかの敗戦。0-1。
スクデットは土壇場でラツィオのもとへ。

  落ち込むユーベ
+ 大はしゃぎのマテラッツィ
――――――――――――――
= 大乱闘

マテラッツィのヤンチャな武勇伝は、
この他にもたくさん伝えられている。
時には、暴力沙汰になることも珍しくない。

それなのに、彼の人気は高い。
その理由は幾つかある。

193センチ92キロの巨躯を生かしたパワフルな守備。
得点力も兼ね備え、FKの精度も高い。
彼はDFながら、1年で12得点も決めたことがある。

……田中マルクス闘莉王?

そして、何よりもその人柄。

チームメイトへの気配りは非常に細かく、
誰からも頼られている。
ペルージャ時代は、仲間への野次に憤慨し、
人種差別撤廃運動に参加し続けた。

子煩悩であることもポイントが高い。
スマトラ島沖の津波で孤児になってしまった
子供を養子にしようと準備を進めていたこともある。

マスクを被ると性格が変わるレスラー的な人なのか?
とにかく、彼は「頭突きを誘う善人」という
不世出のキャラを突き進んでいく。
そして、そのギャップに人々は魅かれていくのだろう。

☆☆☆

W杯決勝直前、某巨大掲示板ではなぜか
マテラッツィについて語るスレッドが立っていた。

そんな中、51番目にこんな感じの書き込みがあった。

「マテラッツィの見えないパンチに怒った
 ジダンがヘッドバットして退場したりして」

そしていざ決勝、問題の場面がやって来た。
掲示板内は騒然となった。

「あっ」

「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」

「凄えええええ!」

「預言者がいる!」

「神降臨!」

以降、何百もの書き込みが延々と続いていた……。
なんと、こんな所にもドラマは転がっていたか。

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Last updated  2007.02.02 15:21:25
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クロスリートまこ雄@ オリックスについて オリックスの長年の停滞原因は、投手陣の…
ねっぴぃ@ Re[1]:進撃(06/01) キジーさん 懐かしい。ウイリー・バンク…
キジー@ Re:進撃(06/01) むしろ今シーズンの展開で更新しないほう…
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