テーマ:サッカーあれこれ(19776)
カテゴリ:蹴球
たまにはサッカーの話でもしようかと。
日本代表が今年6月、 南アフリカでのW杯に臨むのはご存じだろう。 ……そう、「胸元にレッドカード?」と 一斉にツッコミを受けたユニホームを着て(≧∇≦) では、日本がどんな場所で戦うかは知っているだろうか。 初戦、対戦相手はカメルーン。 舞台となるのは、ブルームフォンテーン。 標高はなんと、海抜1400m。 2戦目、対戦相手はオランダ。 舞台となるダーバンは、海抜0m。 そして3戦目、対戦相手はデンマーク。 舞台となるルステンブルクは、再び海抜1500mの高地。 1400m⇒0m⇒1500m。 着目して欲しいのが初戦と3戦目、高地での試合だ。 高地の特徴は2つ。 1つ。気圧が低いため、ボールがよく飛ぶ。 ほら、コロラド・ロッキーズの本拠地、 クアーズ・フィールドではよく打球が伸びるでしょう? サッカーでは、ボールタッチに微妙な違いが出るはず。 2つ。酸素が薄いため、スタミナの消費が早い。 マラソンなど持久力系の世界では、 スタミナを養うために高地合宿を組むのは常識。 それだけ、影響力が大きいということだ。 聞くところによると、岡田ジャパンの戦術は、 90分走り抜くことが鍵だというではないか。 今回の懸念はまさにここにある。 例えば、ルステンブルクで初戦を迎えるイングランド。 “名将”ファビオ・カペッロ監督は、 高地対策に余念がないご様子。 ロンドンにあるAltitude Centre(高地低圧研究施設)で 選手たちの高地適性を診断したり……。 南アフリカを訪れた同国の代表チームに アドバイスを求めてみたり。 その中で、ラグビー代表チームが使ったという 特殊マスクなどは注目されているそうだ。 何でも、このマスクには窒素を増やして酸素を減らす 効果があり“疑似高地”が体験できるのだという。 ……高濃度の酸素が吸入できる ケビンマスクのマスクとは対極である。 更に、オーストラリアのラグビー代表チームが 実施している高地用テント内での睡眠も 取り入れるとか入れないとか。 一方、日本の岡田監督ってば……。 「神経質になる必要なし」 現地でのベースキャンプも海抜の低い海沿いで、 選手を高地に慣れさせようとはしていない。 更に、今月6日に行われたイエメンとのアジアカップ予選。 この試合は海抜2300mのサヌアで行われ、 高地での経験を積める貴重な機会だったのだが……。 メンバーは大半が代表初招集の若手ばかりだった。 現状、日本代表の高地対策は直前のスイス合宿が 海抜1800mの高地であることのみ。 マラソンの小出さんにアドバイスを求めるなど、 気にはしているようなのだが、 今後、具体的なプランは実現していくのだろうか。 ☆☆☆ それにしても、日本の2戦目。 国民の多くが勝ち点3を期待していないのでは? 相手は何と言っても“オランダ代表”である。 もう名前からして格が違う感じがする。 だが、待て。 発想を変えてみよう。 こんな“オランダ代表”ならどうだろうか? 『機動武闘伝Gガンダム』のネーデルガンダム。 無論、雑魚である。 ……少しは気が楽になっただろうか。 ……ならないよね。 Please crick here !! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.26 21:30:57
コメント(0) | コメントを書く |
|