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エヴァン・ライサチェク@バンクーバー。
世の中、高橋大輔の銅メダル一色だが、 敢えて金メダルのライサチェクを称えたい。 4回転に頼らず、よくぞ逃げ切った! 実はライサチェク、思い入れの深い選手である。 初めて見たのは、2~3年前のGPファイナル。 『デスノート』の死神リュークみたいな黒い衣装。 長い手足を使ったダイナミックな演技。 でも、その当時はまだ見栄えの良さとは裏腹に 何故か得点が伸びない印象だったなァ。 でも、きっと人一倍努力したんだろうね。 いつしか試合で勝つようになって、 去年は既に王者の雰囲気を身にまとっていた。 しかも、恋人にはアイスダンスのタニス・ベルビン。 ![]() これが、とっても美人なんだ。 オフシーズンには雑誌のモデルを務めるほどの。 べっぴんのベルビン。 ![]() 選手として一流で、美男子。しかも、隣には美女。 でも、決して孤高の存在ではない。 それを物語るのが、去年4月、 東京で開催された国別対抗戦での一幕だ。 フィナーレの時、彼はアイスダンスでベルビンと コンビを組むベンジャミン・アゴストと共に、 手書きの横断幕を観客席に見せた。 そこに書かれていたのは、 “どうもありがとう東京”という日本語。 会場で目にした時は「じぃ~ん」と来たね。 ということで、贔屓にしてきたライサチェク。 ところが、五輪本番では高橋以上の難敵がいたのだ。 ロシアのエフゲニー・プルシェンコである。 トリノ五輪を圧勝し、引退。 しかし今季、五輪連覇に向けて電撃復帰を果たした。 去年10月のGPシリーズ・ロシア大会。 プルシェンコの演技は、圧巻だった。 優勝はもちろんのこと、 エキシビションでは異例の4回転を披露! あのマイケル・ジョーダンでさえ、 NBA復帰直後は苦戦したというのに……。 化け物か!と。 以来、プルシェンコの評価は急上昇。 世界選手権、GPファイナルを勝ったライサチェクより、 五輪金メダルに近い存在と目されるようになった。 努力の末に勝ち取った王座を奪われてしまうのか。 迎えたショートプログラム。 案の定、ライサチェクはプルシェンコに続く2位。 しかし、決戦のフリー。 先に登場したライサチェクが、なんとノーミス。 演技後、何度も何度もガッツポーズを見せた。 4回転には敢えて挑まず。 この決断が奏功することになる。 プルシェンコは、幾つかのジャンプが乱れた。 8年間、試合で転倒したことがない、 そんな安定感抜群の男が。 五輪に棲むという魔物のせい? イヤイヤ、やはりライサチェクの過ごした “4年間”に女神が微笑んだのだと考えたい。 最後に改めて。おめでとう、エヴァン。 ☆☆☆ それにしても、織田信成は不運だった。 演技中に靴紐が切れるなんて。 ……トーニャ・ハーディング? ……それとも、テリーマン? ショートプログラムの時は小塚崇彦が 音楽のアクシデントに見舞われたし。 ☆☆☆ オリックスに移籍が決まった赤田将吾。 西武からしっかり送り出してもらったようだ。 記事によると、西武内には『ワンピース会』という 漫画愛好会があって、そこからは色紙を貰ったとか。 ふうん、ワンピースね……。 ![]() 長い間くそお世話になりました! こんな感じで別れて来たのだろうか? ![]() Please crick here !!
Last updated
2010.02.19 23:51:35
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