2010/12/20(月)06:21
誤字
名前の中に「一朗」という2文字が入っている。
あの鈴木一朗と同じ「一朗」ということで、
オリックスファンとして誇りを持っているのだが、
如何せん、よく間違われるのが悩ましい。
「郎」じゃないから! 「朗」だから!
会員証、診察券、領収書、郵便物……、
それだけではない。
会議の資料、年賀状、携帯電話の登録名……、
って、知り合いもが間違えるのかよ!と。
かのイチローも鈴木時代、
テロップが何度か「一郎」になっていたっけ。
こういう“誤字”や“誤植”の類って、
「何故、そこまで誰も気付かなかったの?」と、
疑問に思うものも少なくない。
今回は、そんな例をいくつか紹介しよう。
まずは、最近の事例。先月発売された
阪神タイガースの2011年カレンダーである。
あ~あ、これはやっちまったなァ。
11月部分に“31日”を設けてしまったのだ。
……思い出した人物が約1名。
昔、契約更改の日を11月31日だと勘違いし、
球団事務所に現れなかった男。
そういえば、彼が後年移籍したのも阪神だったっけ。
因みにこのカレンダー、購入者は名乗り出れば、
刷り直したものを再送してくれるらしい。
まァ、まァね。ならば、溜飲も下がるだろうと。
それに比べ、去年のロッテなんて。
返品不可! 更に、間違え方もよろしくない。
公式ファンクラブの有料会員カード、なんと、
球団名が「CHIBA“LOTE”MARINES」!
……千葉“ロテ”マリーンズって。
昔『こち亀』で登場したパチモンの車か!と。
○「フェラーリ・テスタロッサ」
×「フュラーリ・テスタオッサンドナイシテマンネン」
ハイ、次。
実は球団名を自ら間違えたという例は、
もう1つ知っていたりする。
ユニホームに綴られた、その球団名とは……。
○「Dragons」
×「Doragons」
1948年の中日である。
当時は戦後で、物資不足の時代だっただけに、
誤植に気付きながらも、1年間着続けたのだとか。
今では幻のユニホームといえよう。
最後に、海の向こうで発覚した例を。
モノはNFLのピッツバーグ・スティーラーズが、
1975年のシーズンに優勝した際、
関係者に配られたという一品。
そう、優勝リングである。
このうちの1つが、実は一昨年、
オークション・サイトに出品された。
地元の人々は熱狂し、入札も過熱。
結果、32751ドル(当時で約350万円)
という高値での落札となったそうだ。
当然、この出来事を地元紙は大きく取り上げ、
写真も掲載した。すると、読者からこんな指摘が。
「彫刻されている試合結果、間違っているよ」
プレーオフの結果が事実と違うというのだ。
後日、当時の広報担当はこう語っている。
「このリングを手にした人々は皆、
嬉しくて何度も何度も見つめていただろうに。
なのに、全く気付なかったとは……」
実に、30年以上も誤字が放置されていたのだ。
因みに、ピッツバーグ・スティーラーズは、
初めて日本人に優勝リングを贈ったことで有名。
贈られたのは2006年、
磯有里子という女性トレーナーである。
そのリングに誤字はなかった……、だろう。多分。
☆☆☆
先程、これを書き始めた時のことだ。
1通のメールが届いたのである。
「次の打ち合わせ、20(火)はどうですか?」
おかしい。20日は月曜日だ。
どっちが正しいかを尋ねてみると……。
「失礼しました。22(水)です」
うえェェェェェェェェェェ?
Please crick here !!