テーマ:スポーツあれこれ(11020)
カテゴリ:混合
“名は体を表す”とは誰が言い出したことか、
実際に納得してしまうケースも多いわけである。 我が球団のドラフト外れ外れ外れ1位、 “駿太”なんてどうだ。素晴らしいじゃないか。 如何にも足が速そうな名前で……。 やっぱり速いのだ。50m6秒フラット。 おまけに、打つ方も評判が良くて、 高卒での開幕一軍も現実味を帯びてきている。 今年1月には、全国に自称“伊達直人”、 =“タイガーマスク”が溢れ返った。 子供たちにランドセルなどを無償で贈る行為が、 一種、社会現象となったのだ。 原作のコミックスは書店に平積みされ、 メディアは似た境遇のアスリートを紹介した。 その中に、こんな名前の馬がいた。 そのまんま“タイガーマスク”。 虎柄のメンコ(覆面)を着けたこの馬は、 獲得した賞金の95%を養護施設に 寄付するという面白い試みを行っていた。 これは、馬主でパチンコ機器メーカー 『フィールズ』の山本英俊会長が、 調教師や騎手の協力を得て実現させたものだ。 2007年5月のデビュー戦は武豊が騎乗し、 同年12月の初勝利時には、 その武がタイガーの覆面を着けて記念撮影。 期待も、話題も大いに集めた馬だったが、 残念ながら、度重なる体調不良で戦績がふるわず、 先月で競走馬を引退。第二の“馬”生は、 中山競馬場で誘導馬&乗馬として送ることになった。 総獲得賞金は1926万円。そのうち、 寄付した賞金は1829万7000円だった。 一方、名前があって実体がそれに伴うのではなく、 その逆、実体ありきで名前を変えるパターンもある。 例えば、序の口力士の“森麗=もりうらら”。 元の四股名“森川”+“ハルウララ”。 そう、走っても走っても負けた馬、 あのハルウララから付けた四股名である。 森川は、番付に名前が載った 2003年名古屋場所から実に6年間、 角界最長となる38場所連続負け越しを記録。 それを受け、改名したのだ。 名付け親は16代目大嶽親方・元関脇・貴闘力だ。 ……去年の野球賭博問題で角界を追われ、 現在は焼き肉店を営む。店のスタッフは皆、 「反省。」と書かれたTシャツを着ているらしい。 この男、かつては吉野という弟子に “右肩上がり”なる四股名を付けたことがあり、 森川にも「下げ止まり」との案を考えたという。 しかし、負け越しを止めるより、 負けても愛される方を選んだのだろう、きっと。 結局、森麗は改名した2009年九州場所で 初めて勝ち越した。 名前といえば、今最も気になる選手は……。 セレッソ大阪にいる。 新外国人FWの“ピンパォン”。 ピンパォン。敢えて重ねよう、ピンパォン。 実は異色の経歴で、プロサッカー歴は僅か3年。 それまでは趣味でフットサルをする程度で、 歯科医を目指して医大に通っていたそうだ。 スカウト網が行き届いているブラジルにおいて、 20歳まで見過ごされてきたのは異例のことである。 それにしても、ピンパォン。 もう何て言ったらいいのか、ピンパォン。 「パォン」のところを加速させるように、 さァ、みんなで一緒に……。 ピンパォン。 Please crick here !! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
ピンパォンってバャリースみたいな名前だな。あるいはアドゥチ。
「駿太」よさそうだね。高卒だけど活躍してほしいね。 俺の知ってる最も足が速そうな名前=飛田俊足。 (2011.02.28 12:59:12)
キジーさん
高橋陽一キター。どんだけ小学生の頃の記憶鮮明なのよ。 名前は覚えているが、プレーの中身は全く記憶なし。 駿太いいよ。こんなに首脳陣が素材を褒めたのは、 イチロー、小瀬以来じゃなかろうか。 (2011.03.01 17:48:48)
懐が深いですね。
野球と思いきやウチのピンパォンにシフトするとは。 ACL2得点とのことで掘り出し物の予感です。 お隣に行ったアドリアーノ以上の活躍を期待してます。 (2011.03.03 22:28:42)
だるまさん
ブラジル時代はアドリアーノと同僚だったそうで。 ピンパォン。どんなセンスだ、ピンパォン。 今後、アモローゾみたいにビッグになっていくかもね。 (2011.03.04 05:34:23) |
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