カテゴリ:青波
金曜日、歓迎会の2次会でカラオケに行った。
歌ったのは2曲、飲んだのは林檎ジュース1杯、 食べたのはポテト1本に唐揚げ1個。 それなのに、払ったのは1万円。更に外は雨。 中山を見殺しにした昨日が、 丁度こんな良くない感じの試合だった。 球団公式HPの“PLAY OF THE DAY”は、 二死満塁で銀仁朗から奪三振というシーン。 つまり、危機を脱したことを褒めていると。 でも、ここは凌げたけど、負けたからね。 5安打以上打てない打線に、 何か気の利いた名前を付けてやって、 “激怒ウィーク”以来となる自虐造語で、 ファンの失笑でも買ってやろうと思っていた。 その矢先だった。 L 000 000 021 3 Bs 000 004 10× 5 またしても西が、素晴らしい笑顔で、 素晴らしい投球で、得点を呼び込んだ。 7回96球無失点。被安打1で三塁を踏ませず。 おかわりに死球を与えても、 爽やかに頭を下げるだけで微塵も臆せず、 気持ち良く腕を振って後続を断つ、その度胸。 更に、解説の山崎慎太郎によると、 スライダーでストライクを稼げる点がイイと。 その秘密はマウンドの立ち位置にあって、 プレートの左端、一塁側を踏んでいることで、 右打者の外角に対して“点”ではなく“線”で ゾーンを捉えられるらしい。 かつての西武投手陣に多かったスタイルとのこと。 あとは単純に低めへの制球力に二重マル。 そして、そんな西に触発されたのが野手陣。 特に今日のヒーロー・後藤への効きは凄かった。 5回、浅村へのライナーに対してジャンプ一番! 6回には執念の内野安打をもぎ取り、 北川の犠打で二塁から一気に生還! 捕手・上本が本塁を空けた一瞬の隙を見逃さず、 大胆にも突っ込んできた。 中継では満面笑みの岡田監督。 相手先発・平野は不振のTにストレートの四球を 与えたところで、既に歯車が狂い始めていたが、 この走塁で完全に切れてしまった印象。 その次はTに輪をかけて不振のスンヨプに、 完璧な当たりを右中間に運ばれる始末。 西武ベンチ、堪らず藤田をマウンドに上げるも……。 こいつはバルディリスの“お客さん”である。 ガツンと2ラン。 先程の岡田監督とは、実に対照的な表情の久信。 7回には、Tに二死からタイムリーが出るオマケも付いた。 楽勝ムード。これぞ、西の“WKFK効果”。 WKFK=笑う門には福来る。 いやあ、久々に見る価値のある試合であった。 ……どうでもいいが。 西にはもう1つ、特殊能力があるのだろうか。 今日もあった“ベンチでの祈り”。=終盤は必ず競る。 平野は栗山に2点タイムリー。 岸田に至っては、おかわりに被弾し、 なおも走者2人を出し、天敵のブラウンという 場面までもつれ込んでしまった。 球数的にも完封を狙えたはずだし、 さっさと経験させておくべきだと思ったが、 実はこの2人、今週は1度しか登板していない。 ということでの調整登板。 そういえば、前回も久しぶりの登板でキレを欠いた。 そんなところにも貧打の影響が!と感じさせられた。 ☆☆☆ 最後に1つ、仮説というか妄想。 笑顔がとても素敵な西だが、実は裏の顔があったりして。 おかわりに当てて、申し訳なさそうに謝りながら、 実は「ふっふっふ、これで踏み込めまい」 平野と岸田がピンチで、祈るような表情を見せながら、 実は「ふっふっふ、これで僕の好投が際立つぞ」 なんて、笑顔の腹黒キャラ。 多分違うけど、そっちの方が楽しく観戦できそう。 Please crick here !! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.25 03:55:43
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