楽天アダルト3

楽天内のアダルトサイト3

 いきなり根本的なところに戻ってしまうのですが、なぜ楽天では猥褻な画像等を扱ったページの作成を禁止しているのでしょう。

 日本の法律で禁止されている内容のページを作成を禁じるのは当然のことです。楽天以外のサービス会社でも「日本の法律により禁止されている行為の禁止」という文章をよく見かけます。そして、その「法律で禁止されていること」以外に、サービス会社ごとに独自の禁止事項が設定されているのです。
 俺は法律に疎いので、猥褻なものを禁止する理由を法律以外の方向から考えてみたのです…要するに「なぜ楽天は猥褻なものを禁止したいのか」ですね。念のため先に言っておきますが、以下の「楽天が猥褻物を禁止したい理由」は俺の想像です。

 実は、俺は楽天に入ってきた理由が「簡単にウェブページを持つことができる」だったため、楽天の本来の姿を全く知りませんでした。ネット利用歴3年にして、本気で「楽天はウェブページ用のレンタルサーバーだ」と思ってたぐらいです。
 実際の楽天の内容としては、インターネット上でのショップのレンタルスペースらしいです。…そう考えると「ウェブページ用のレンタルサーバー」という勘違いもあまり間違ってはいないような気もしますが。
 楽天がネット上ショップのレンタルスペース会社ならば、楽天と契約している相手は企業であり、楽天を利用するのは買い物をする一般人であると仮定するのが妥当のようです。
 ネットで買い物をするのは誰でしょう。大体、ネット上での買い物となると必要になるのがクレジットカード。ということは…必然的にそれ相応の年齢に達した人=成人ということになります。ネットでの買い物にクレジットカードが必要ないとしても、ある程度、身分を証明できないと企業(ショップ)は取引させてくれないでしょう。早い話が、本当に支払能力があるかも確認できない状態で、成人した大人ならまだしも、小学生からの注文に応じてくれる会社はあまりないだろうということです。
 以上のことをふまえると、必然的に楽天利用者は大人がほとんどであると言えそうです。つまり、楽天会員もほとんど大人。よって(イコールとして語っていいものかはわかりませんが)、楽天でウェブページを開いてる人もほとんど大人であると仮定できそうなのです。
 つまり、楽天利用者が大人ばかりなのであれば、子供の閲覧を禁止するようなページ(アダルトページ)を楽天で作成しても問題ないのでは?という結論に達してしまうわけです。

 確かに楽天利用者の年齢だけのことを考えれば、仮定上大人ばかりの楽天でアダルトサイトを開くことにあまり問題は生じません。
 でも、楽天がアダルトサイトを禁止しない会社だったら、楽天と契約している企業(ショップ)のオーナーはどう思うでしょう。
 イメージを大事にする企業(ショップ)が、アダルトサイトを公開許可するような会社でネットショップを運営したいと思うでしょうか? また、アダルトサイトを公開許可するような会社のネットショップを利用してくれる人はどのくらいでしょう? 健全なものしか扱っていない会社は利用してもいいが、アダルトサイトを扱う会社なら信用できない・利用したくないという人、絶対にいます。
 楽天の信用問題を考えれば、アダルトサイトなどの猥褻物を含むページの公開を禁止するのは当然のことかもしれません。

 念のためもう一度言っておきますが、以上のことは俺が想像したことです。でもそう考えると、楽天で猥褻なものを表現することを禁じる理由がなんとなく納得できるのですが…実際、楽天が猥褻物を禁止する理由は何でしょうね。
 楽天側が語ってくださらない限り、それは永遠に謎です。



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