違反者たち2

実録・違反サイトとその後

 著作権違反サイトがあります。何に関するページかはあえてここではふれませんが、違反項目は画像の無断使用とだけ言っておきます。
 その違反サイト、やはり見に来た方に注意されました。他人に著作権がある画像を勝手に使っていますが、著作権・肖像権は大丈夫なのか?という内容。
 ところがこの違反サイトの管理人、逆ギレしてしまったんです。
 注意した人は唖然としました。そこで注意した人がとった行動…それは、オフィシャルサイトに通報することでした。

 実は著作権違反の恐れのある画像は複数あり、通報先は複数ありました。仮にX社とY社としましょう。さらに出所不明の画像Zもありましたが、会社不明のため通報されていません。X社はどのような対応をされたのか不明なのですが、Y社はきっちりと行動されました。
 Y社の行動とは、サーバー管理者へ連絡するというもの。これは推測ですが、楽天広場の管理者に著作権違反のことにふれたメールを出したんだと思います。
 著作権違反等に関する訴えは「著作権を持つ当人」以外の人が訴えても意味がないんだそうですが(親告罪)、さすがに企業(本人=著作権保有者)から著作権違反を指摘されると楽天側も動かないわけにはいきません。
 その後、Y社の画像は消されました。X社の画像や画像Zは消されず、Y社の画像だけです。これも推測の域なんですが、おそらく連絡をうけた楽天側が消したものだと思います。
 ちなみに現在はX社の画像も消されています。出所不明の画像Zも同時に消されました。ひょっとしたらY社か楽天側からの通告が原因で、X社と画像Zをそのページの管理人本人が消したんだと思います。
 そして現在、その画像が利用されていたところには別の画像がはられています。

 ちなみに、著作権違反でX社とY社が動いたというこの管理人、再犯です。
 以前も会社が著作権等を所有すると思われる画像を無断利用していました。やはり複数です。しかも、初犯時にもX社の画像が含まれていたのです。その時も警告をうけて画像を消したはずなのに、またやらかしてくれたというわけです。著作権違反を二回というだけでもすごいのに、X社の画像を二度も使ったというのが更にすごいです。
 これが初犯だけだったらこうやって俺もとりあげることはなかったのですが、再犯ということでとりあげさせていただきました。著作権関係のことにふれただけで逆ギレした管理人さんです、きっとここで取り上げたことを知ったら、また逆ギレしてくれることでしょう。

おまけ
 今回とりあげているこのサイト、他にも著作権違反等の違反類をかかえています。無断利用の可能性が高い画像を他にも使っているんです。無断転載可の素材の可能性もあるので、俺はあえて「無断利用の可能性が高い」と言っているんですが、ちょっとそれも考えにくいんですよ。そのことをちょっとつついても肯定も否定もされないので、恐らく…。
 いい年いった大人がこんなことをしているんです。警告うけてもちっとも反省しないし学ばない。「中学生・高校生だから」とか「わからなかった・知らなかった」というのも通じない世界だというのに。

おまけ2(9月27日追記)
 その後、このサイトはなくなりました。理由は「アダルトサイトだったから」です。アダルトサイト注意騒動のとき、アダルトサイトがいっせいに楽天側に通報されたらしく、アダルトサイトの一部(5サイトぐらい)が楽天側によって強制的に削除されたのですが、このサイトも含まれていたんです。
 そしてこのサイト、また復活したのですが…復活サイトはアダルト部分には問題なさそうなのですが、やはり画像は無断転載の恐れあり。しかも以前は気付かなかったのですが、文章の方に著作権侵害の恐れがある(再々犯の恐れ)ことがわかり、また通報されてます。しかも今回は著作権の話なので通報先は楽天ではなく、著作権所有者と思われる人物。
 …さて、どうなることか。

おまけ3(10月14日追記)
 やはり文章の方も他人の文章を勝手に利用した無断転載でした。
 5サイトほどの無断転載でしたが、連絡先から2件回答があり、1件は楽天に削除を要請され(楽天側も、著作権保持者が訴えれば消さないわけにはいきません)、1件は無断転載したご本人にメールを出したそうです。
 楽天からの削除要請・作者からのメールでそれらの文章を含む、全ての文章が削除されました。しかしこのサイトの管理人、文章の無断転載に関しても何事もなかったかのようにしています。
 無断転載に対するツッコミが掲示板にきたのですが、その書き込みを削除しています。勿論返事なし。無断転載をなかったことにしている&なかったことにしたい&内緒にしているようです。反省してないんでしょうね。ひょっとしたら悪いことだとも思っていないかもしれません。それは、この管理人が無断転載をしていた文章の作者に送ったメールを見れば一目瞭然ですから。



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