071910 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

NEROWIZ

NEROWIZ

Calendar

Headline News

Category

カテゴリ未分類

(40)

日常

(442)

文章

(17)

RED STONE

(53)

お絵かき

(0)

Keyword Search

▼キーワード検索

July 3, 2008
XML
カテゴリ:日常
自分の前から後ろに向かって二人の中年の男女が走っていく。地方への終電はだいたい十時半ぐらいだから、それに間に合うように急いでたんだろう──なんて思っていたら、目の前っていうか10mくらいはなれた場所で、いきなり女の人が蹴倒されて、その人が何か叫んで。
そこでやっと、「あ、ひったくりなんだ」と気づきました。

一瞬のこと、のように思いました。
しかし、その一瞬、呆けていたその一瞬のうちに、男の人は下のホームに走り去り、女の人もそれを追っていってしまい、視界から消えてしまって・・・・・・ここが一番今悔やんでいるのですが、それで私は視線を進行方向へ向けてしまったんです。

関係ないことだ、なんて情けないことを思いながら。

普段犯罪のニュースとかを見ていると、そういう現場にあったら自分はこう動くのに、なんてよく妄想しています、が。
実際にあってみると、本当に体が動きませんでした。
一瞬の状況判断。荷物を放棄する思い切り。そういったことができなかったんです。


そして今、私はのうのうと家に帰ってきて、馬鹿みたいに悔しがっています。
悔しがるくらいなら下に追っていけばよかった。そうすればまだ、こんなに自己嫌悪に陥ることはなかったかもしれません。そもそも、こうやって後悔したところで、何かが変わるわけではないでしょう。

次にああいう現場に出会ったら、私は動けるのでしょうか。
それとも、今回のように「関係ない」と自分に言い聞かせて、後で自己弁護のための後悔をこうやって綴るのでしょうか。


わかりません。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  July 3, 2008 11:11:57 PM
コメント(0) | コメントを書く
[日常] カテゴリの最新記事


Freepage List

Favorite Blog

ホーリーナイトの復… 聖騎士ホーリーナイトさん
ひま6088のブログ ひま6088さん
**((φ(-ω-`*)メモ帳**… shiorin_さん
旅の途中、寄り道の… God'sさん
foge's world foge4850さん
終わりがないのが終… foggyさん
at a loss ... aks_fastenerさん

Recent Posts

Archives

・November , 2024
・October , 2024
・September , 2024
・August , 2024
・July , 2024

© Rakuten Group, Inc.
X