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昨日に引き続き、実家で聞いてきた話です。
私の姉は小学校で3年生の担任をしています。 その姉が自分の受け持つ児童の話をしてくれました。 まとめるとこうです。 昼休みにとある女の子が教室でエレクトーンの自動でリズムを刻むスイッチを付けました。すると、近くで遊んでいた女の子のグループも近寄ってきてみんなで仲良く踊り始めたのです。 Aちゃん「私たちは蝶。さぁ、みんな蝶になるのよ」 みんな「きゃぁきゃぁ」 と言いながら「蝶」たちは舞います。 Aちゃん「さぁ、私は蝶の女王、みんな、私を中心にダンスよ」 とリーダー格の女の子。 そこで、マーチ風だったリズムをボサノバ風に変えます。 Aちゃん「さぁ、今度は生まれたばかりの頃を思い出して。幼虫よ。」 Bちゃん「ようちゅう!」 Cちゃん「ヨウチュウ!」 みんな「きゃぁきゃぁ」 ボサノバからタンゴ風のリズムへ―― Aちゃん「さぁ、そろそろ土から外に出るわよ」 続けてAちゃん「幼虫だった私たちは蝶になって羽ばたくのよ!!」 そこで今まで黙って女子の暴走を見守っていた男子は言い放ちます。 男子A「ちっげーよ、幼虫の次はサナギだろ」 Aちゃん以下女子一同「・・・・。」 Aちゃん「さぁ、蝶よ!!」 男子のこの的確な突っ込みをものともせず、Aちゃんたちは舞い続けるのでした・・・。 このダンスはその後数日間、昼休みになると繰り広げられたのだそうです。あまりに真剣、そして楽しそうなので、姉は止めなかったそうです。隣のクラスの担任に 「やかましいっ!」 と注意されるまで。 私と同様にお笑い好きな姉は、毎日こんな環境で内心「これはネタだ」と笑いをこらえながら教鞭をとっているそうです。 オシャレや恋に目覚める低年齢化が進む現代、こんなに子供らしい可愛い子たちもいると知り、ほほえましい限りです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/02/19 11:34:14 PM
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