2015/01/29(木)13:38
まほろ駅前多田便利軒〜自由気ままに映画日記
2011 日本
ドラマ、ヒューマン
監督
大森立嗣
Cast
瑛太
松田龍平
片岡礼子
鈴木杏
本上まなみ
柄本祐
ストーリー
東京から神奈川へと突き出る様な形をした街「まほろ市」。
都会すぎず田舎でもないこの街で多田は、頼まれた仕事は極力引き受けるというのをモットーに便利屋「多田便利軒」を営んでいた。
ある日、多田は偶然中学時代の同級生、行天(ぎょうてん)春彦と再会する。
行天は理由も言わずに「泊めてくれ」と言い出す。
中学時代、多田と行天は仲が良かったわけではなかった。
むしろ無口な行天をからかったり、なんとか喋らせようと悪戯したりしていた。
だが、ある時、多田はそのせいで行天に怪我を負わせた事があった。
そしてそれを多田はずっと気にしていた。
だからなんとなく断りきれなかったのだ。
行天はかつての無口なイメージではなく、むしろお喋りで風変わりな男になっていた。
その日から行天とのいつ終わるかもわからない奇妙な同居生活が始まった...。
原作は日本人作家三浦しをんの同名小説で、この小説で直木賞を受賞した。
なお、まほろ市は三浦しをんが住んでいる東京・町田市をモデルにしている。
監督の大森立嗣は舞踊家で俳優の麿赤兒の長男。
さらに次男は俳優の大森南朋で2人共この作品に出演している。
監督はこの作品を「人との繋がりっていいなともう一度思える作品」だと話している。
my評価7点(10点満点中)
なんでしょうね。
うまく言えないが...良いです。
瑛太も松田龍平も2枚目俳優だと思うのですが、そこをうまく消していて、なんだかちょっとこ汚いおっさんぽい感じとか、ちょっと人生に疲れてきちゃったおっさんぽい感じがとても作品に合っていました。
コミカル要素もふんだんにあり、かと思えばシリアスな部分もあって飽きないです!
瑛太が松田優作の
「なんじゃこりゃ~~~!!」を言い、
息子である松田龍平が笑いながら
「誰のマネ?」と言う。
このシーンが大好きで、とても気に入っています。
あれがもしも2人のアドリブだったとしたら最高です!!
あと松田龍平が「♪~あなたが~噛んだ~小指が~痛い~♪」と唄い、
瑛太が「噛んでないっ!!」とキレる。
このシーンも好きです。
柄本祐はどの作品でも脇役だけど、概ねどの作品でも素晴らしい演技です。
今回も良かったです。
あの怪しげな雰囲気はお父さんの柄本明に似ていますね。
とにかく面白い作品です。
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