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カテゴリ:映画(え)
2005 アメリカ オカルト、サスペンス 監督 スコット・デリクソン Cast ジェニファー・カーペンター トム・ウィルキンソン ローラ・リニー キャンベル・スコット ストーリー 教会の神父であり、悪魔祓い師でもあるムーア神父。 そんな神に仕える男ムーアは今、悪魔祓いの末、エミリー・ローズという少女の命を奪ったとして起訴されていた。 彼の弁護士を担当する事になったエリン・ブルナーは神など信じない無神論者で不可知論者だった。 一方、地方検事局は反宗教的偏見があると非難されない為に、検事にイーサン・トーマスを選んだ。 彼は信心深く、教会にも熱心に通っていた。 ムーア神父の願いは一つだった。 自分は裁かれても良いから真実を明らかにしたいのだと。 エミリー・ローズは病気ではなく、過失でもなく、悪魔に憑かれ死んだのだと。 こうして裁判は始まった...。 1976年ドイツで起こった、アンネリーゼ・ミシェル保護責任者遺棄致死事件を基に制作された作品。 アンネリーゼは映画で描かれている通りに命を落としたが、まだ若いのに、聖母マリアや悪魔に取り憑かれた人達の為に命を捧げたということで、彼女の墓には沢山のキリスト教徒がお参りに来るという。 キャッチコピーは「この映画はホラーではない、実話である。」 my評価6点(10点満点中) 風評は真っ二つです。 悪魔憑きか病気かで分かれてます。 ちなみに私は信じる派であり、悪魔憑きだと考えています。 まぁ私の場合、信じてると言っても盲信的ではないです。 そもそも無宗教なんでキリスト教とか全然わからんし。 私個人としては「悪魔を信じる人間にとっては、悪魔は存在する」と考えています。 同時に「悪魔を信じてない人間にとっては、悪魔は存在しない」のです。 つまり何かが起きた時に、悪魔を信じていれば悪魔のせいにします。 信じてなければ、病気だと考えます。 良い事が起こった時に、神様を信じてれば「神様、ありがとう」「神様は、自分をちゃんと見てくれていた」と考えます。 神様を信じていなければ「ただのラッキー」「日頃の行いが良かったのかなー?」と考えます。 つまり悪魔憑きは熱心なキリスト教徒にしか憑かないと思うのです! 事実、日本では「悪魔憑き」なんて聞きませんよね? それは日本人にキリスト教徒が少ないからだと思うんですよ。 もしも日本で何かに憑かれるとしたら、それは悪魔ではなく、幽霊か妖怪です。 狐憑きや蛇憑き、オショボ憑きや天狗憑きなどですね。 そしてそれを祓うのは、霊能者や祈祷師、イタコなどです。 そして悪魔も神様も幽霊も、その存在を信じない人間より信じる人間の前に現れる方がよっぽど効率が良いと思います。笑 悪魔は苦しめる為。 神様は幸せを運ぶ為。 幽霊は...なんだろな?笑 まぁつまるところ、目に見えない何かというのはそーゆーものなのだと思うのです。 とにかくこの作品の面白いのは、ムーア神父の弁護士ブルナーは、無神論者で不可知論者であるにも関わらず「悪魔憑き」を主張し、検事トーマスは熱心なキリスト教徒であるにも関わらず「悪魔ではない」と主張するところです。 ここは作品の大きなポイントだと思います。 次にエミリー・ローズの人生の分岐点での選択。 彼女が(まぁ本来ならアンネリーゼですが)キリスト教徒達に愛される理由でもあります。 「悪魔憑き」裁判が騒がれることによって世に知れ渡り、多くの人が悪魔の実在について考えることになったのです。 目的は死をもって達成されたということです。 さらに彼女は作中で「聖女」と呼ばれています。 この2つが作品の面白いポイントであり、また重要ポイントでもあると思います。 ホラー作品と考えられる場合もありますが、私はホラーではないと思います。 ストーリーのほとんどが裁判所で展開されていますし。 実話というのもポイントですね。 観る価値は大いにあると思います!! エミリー・ローズ ノーカット版 [ ローラ・リニー ] 【中古】【DVD】エミリー・ローズ〈ノーカット版〉 デラックス・コレクターズ・エディション/洋画 エミリー・ローズ ノーカット版【DVD・洋画/ホラー】 【中古】洋画DVD エミリー・ローズ デラックスコレクターズエディション【10P01Mar15】【画】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.03.05 14:44:56
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