和希ちゃん8383のブログ

今回の一言
大長編作の始まりは悪くない。

2001 イギリス、アメリカ
ファンタジー

監督
クリス・コロンバス
Cast
ダニエル・ラドクリフ
ルパート・グリント
エマ・ワトソン
イアン・ハート

ストーリー
11歳のハリー・ポッターは10年前に父母を亡くし、ダーズリー家に引き取られていた。
ダーズリー家夫人ペチュニアおばさんと主人バーノンおじさんには虐げられ、一人息子のダドリーからもいじめられ、部屋は階段下の物置と辛い日々を過ごしていた。
しかしそんなある日、ハリー宛にホグワーツ魔法魔術学校から入学許可証が届く。
やがてハリーを迎えに来たホグワーツの「禁じられた森」森番ハグリッドからハリーの両親が偉大な魔法使いであったと聞かされる。
ハリーの両親は交通事故で死んだと聞かされていたが、ペチュニアおばさんも2人が魔法使いだった事を認める。
そしてハリーの両親は偉大なる闇の帝王「あの人」に殺されたのだと聞く。
もちろん赤ん坊のハリーも殺されかけたが、ハリーは何故か魔法をはね返し、「あの人」は肉体を失い逃げ去ったのだと。
それ故、ハリーは魔法世界でたった一人、「あの人」に狙われて生き延びた子供として
有名なのだと。
こうしてハリーは、闇の帝王と戦った両親を誇りに、ホグワーツ魔法魔術学校へ入学する事になるのだった...。





感想
私は原作を読んだ事がないので、この当時、まさかあんなに長く「ハリポタシリーズ」が続くとは思ってませんでした。
なので「続編がある事前提」で観賞していません。

で、この作品、とても良く出来ています。

そもそもハリーは自分の生い立ちを知らず、魔法が使えるとも思っておらず、それでも不思議な力がある事に自分自身で気付いていました。
その描写からハグリッドに真相を教えてもらうまでの描写がとても短く簡潔で、でも惹き込まれます。

良質な作品というのはこの冒頭部分がやはり良く出来ています。
たった何分かでそれだけのストーリーを簡潔に伝え、観客の興味はしっかりとソソる。

また私は猛禽類に親しみを感じているので(詳しくは「ガフールの伝説」で見れますのでよろしくどうぞ)フクロウが沢山出てきて楽しいです。
真っ白のフクロウ、可愛いですね！
可愛いのに神秘的で素敵！

魔法と言えば、まずピンと来るのは空を飛ぶ事ですね！
なので、この作品はまず空を飛ぶ事を描いていて、そこも観客が入りやすく、親しみやすい作りとなっていて素晴らしいです。
クィディッチの試合もルールはちょっとどうかと思ったんですが、映像技術を魅せるかつ「魔法を使って空を飛ぶ事」をしっかりと描いていて面白いと思います。

またスネイプ先生、望みを映す鏡、ドラゴンの卵など一見ただ魔法世界を描いてるだけに見えるのが、すべて伏線で繋がっているので素晴らしいです。

終わり方もあからさまに「続編があるよ」という終わり方はしておらず、ある程度話は完結して終わってます。
そこも素晴らしいです！

これから先のハリポタシリーズに関して色々思うとこもあるんですが、この第1作目に関してはオススメします。
面白いと思います。

my評価7点(10点満点中)





概要
原作はイギリス人児童文学作家J・K・ローリングが発表した「ハリー・ポッター」シリーズ全7巻の第1巻。
当初は監督にスティーブン・スピルバーグ、主役のハリー・ポッターにハーレイ・ジョエル・オスメントとされていたが受諾せず、監督はスピルバーグの師弟関係にあるクリス・コロンバスとなった。
ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフはオーディションにより決定。
しかしその参加は芝居を観に行った際にスタッフが、たまたま同じく芝居を観に行っていたダニエル・ラドクリフを見つけ、イメージに合うとオーディション参加を打診した事により決まった。
ハリーの親友ロン・ウィーズリー役のルパート・グリントも同じくオーディションにより決定したが、彼は元々原作のファンであり応募した。
同じくハリーの親友ハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソンは、遊び半分でオーディションに参加。
しかし2回程度で終わると考えていたオーディションが8回程になり、段々と真剣に考え始め、最後にはかなりナーバスになってしまったという。
しかし見事に役を射止めた。
第74回アカデミー賞で作曲賞、美術賞、衣装デザイン賞にノミネートしている。






【バーゲンセール】【中古】DVD▼ハリー・ポッターと賢者の石▽レンタル落ち【10P05Dec15】


【新品DVD】ハリー・ポッターと賢者の石


【新品】ハリー・ポッターと賢者の石 [DVD]


★BD/洋画/ハリー・ポッターと賢者の石(Blu-ray) (廉価版)/1000477763