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化粧師(けわいし)

けわいし、ポスター



「化粧」それは、美しくなるためのもの…。化粧は、心にするもの-そして、
一歩足を踏み出すためのもの- 大正時代の初め、東京の下町に、一人の化粧師がいた。小三馬である。小三馬にかかわる女性は、なぜか彼の化粧によって力を与えられ、生き方に対する大きな影響を受け、前向きに羽ばたいていく。様々な女性を感情豊かに描いていく。21世紀に生きる女性たちへの応援歌である。(作品説明)

 いいねえ、原作は石森章太郎だし、キャストも主役が椎名桔平だしな~♪。


<恒例のオマケ>

池波正太郎先生を映画に関するエッセイを一部紹介するのさあ~♪
悪いな、おいら本読むしか脳がないからうまく書けないのさ!」それにおいらが蘊蓄(うんちく)ぶったって誰も見ねぇだろ(笑い)。
なおこの文書は「映画を見ると得をする」からの引用であることを最初に言っておこう!。

.....Copy Writing : ムッシュ池波 thank you
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日本の映画にも「わかっている監督」がいないわけでもない。例をあげれば....

 そういう一般の客(映画通のこと)の本能的な判断力の確かさに比べて、日本映画の場合は、
「つくっている側が、観る人を馬鹿にしてる………」というところがある。
 つまり、監督でもシナリオライターでも、自分だけが一段上のようなつもりでいる。いわゆる「専門家の物知らず」になっちゃってるんだね。あくまで自分は専門家だと思い込んでいる。
 各分野にそういう手合いが多くなっちゃった。プロでありながら、素人にもすぐわかってしまうような幼稚な間違いをする。しかも自分では全然気がつかないから恐ろしいわけだよ。 …… 中略 ……

 しかし、そういうことがちゃんとわかっている監督がいないわけじゃないよ、日本の映画界だって。
老匠、巨匠は別として、野村芳太郎なんか、よくわかっている「事件」の監督。映画というものはどういうものなのか心得ているわけですよ。
 市川崑もよくわかっている。山田洋次も少しはわかっている「寅さん」シリーズはよく売れてるでしょう。だけど「寅さん」以外のものをつくるとどうもいけない。甘ったるくて観ていられない …… 中略 ……

 それにしても日本映画が沈滞しているという傾向は否定できない。日本の政府なんかがもう少し映画振興に力をいれてやることはできないものかとぼくは思うけどね。投資してやるとか、安い金利で融資してやるとかね。政治家があんなふうだから、あまり望みは持てない。

 日本映画というのは、外国ではむしろかなり評価されている。それくらい、いいものもあるわけだ。だけど、日本の映画はほとんど外国へ売れないから、あまり儲からない。

 ===== ここでは池波先生の提言がありますが、そこは本を読んでください =====

日本の映画界というところは、場当たりの企画ばかり立てているから駄目なんですよ。...FIn


          (引用:第1章 何を観ようかと迷ったときは より)

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