３つの健康

人生には３つの健康が重要である。

それは、身体的健康、精神的健康、経済的健康である。

どれひとつかけても、人間は不幸と感じる。

私はこれをケイケンコ（経・健・孤）とも言っている。

すなわち、幸せのためのキーワードは経済的余裕、健康、孤独でないこと、である。

一番不幸な状態は、病気で、金も無く、孤独な状態である。

すなわち、３匹の鬼は、病気、貧乏、孤独である。

特に老後にこれらの鬼が現れると辛い。

それでは、果たしてこの３つの健康の中では何が一番重要か、もしくは重要順位は如何であろうか。

まず、身体的健康、精神的健康があれば金は稼げるが、金では健康が買えないところからみると経済的健康は他の２つの健康よりも下かもしれない。

ただ金は無い時ほどその必要性は高く、そのありがたみは大きい。

昔は日本でも金のために身を売った女性も多いと聞く。

周りに愛情があればある程度カバーされるが、極端の貧乏は本人をいじけさせる。

今回のホリエモン事件も幼少時のホリエモンの貧乏体験が根底にあるような気がする。

一方、金はありすぎるとかえって幸せの邪魔をする。

金にあかして贅沢三昧に子供を育てると腑抜けの子供が出来上がるし、多くの財産を残して他界すると残った肉親は骨肉の争いを始める。

身体的健康、精神的健康は高いほどよいが、経済的健康は限度があるということであろうか。

どちらにしてもこの３つの健康度合いを保ちながら、人生を渡って行くのが幸せを得る方法であると思う。