健康、長生き、アンチエージング

2007/02/01(木)18:06

情けない日本国

タバコ(43)

兵庫県医師会主催の生活習慣病予防フォーラムに行って来た。1題目はメタボリックシンドロームでいつもよく聞いている話であったが、2題目は海外のタバコの状況など知らなかったデータが多く面白かった。世界では50年前には80%の喫煙率があっが、40年前に喫煙が有害であることが発表されてから、先進諸国は競って禁煙対策をとり、喫煙者が減少して来た。しかし、日本は国民にその事実をひた隠しにした。理由は、当時の専売公社の売り上げが落ちるからであった。しかし、最近タバコの害による医療費の増大に気付き、遅まきながら禁煙を推奨するようになってきた。タバコの値段も私がいつも提唱しているように1000円にすることが、実現するのではと言われてきている。しかし、その理由がふるっている。1箱1000円にしても3人の喫煙者のうち馬鹿な1人は止められないだろうから、売り上げは落ちないと言うものである。日本の国は、国民の健康よりも金のことばかりで動いている情けない国に成り下がってしまった。神国日本の精神的尊厳さやプライドを失った日本の将来は、少子化も手伝い、その国力は低下の一途をたどりそうである。我々団塊前後の世代はよりよい日本国にするために、憂国の念を持って、死ぬ前にもうひと分張りしなければならない。

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