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カテゴリ:疾病
がんも部位によってそれぞれ性質が違い、治療法も変ってくる。 各々のがんの性質に応じてその抗がん剤など対応法も変ってくる。 東洋医学が身体全体をひとつとしてとらえるのに対し、西洋医学は臓器、組織、部位ごとに考えるのでその点、対応もしやすいのかもしれない。 ただ、いたちごっこになる可能性も否定できないが。 現代医学は西洋医学、東洋医学の良い点を取り入れ、患者にとって最適の方法をとる必要がある。 (上)B子さんの腹部には直径16センチの腫瘍があったが、(下)抗がん剤治療後、劇的に縮小した 転移が進み、完治は難しい原発不明がんの中にも、治療が一定の効果を発揮するタイプがある。 腹部に大きな転移がんが見つかった東京都の主婦B子さん(58)は2004年2月、抗がん剤治療を始めた。 肺がん、大腸がんなどに使われるイリノテカンという薬と、肺、卵巣、子宮がんなどに使うカルボプラチンを併用する方法で、効果や副作用を調べる臨床試験だった。「可能性があるなら、できるだけ新しい治療を受けたい」と希望した。 月3回通院し、点滴治療を半年間続けた。強力な抗がん剤のせいで、治療後の数日間は副作用で食欲はなく、髪の毛が抜けた。 治療後、CT(コンピューター断層撮影)検査すると、腹部を占拠していた直径16センチのがんは、ほとんど消えていた。「自分でも不思議で、驚きました」 血液検査で、がん細胞の活動の指標となる腫瘍(しゅよう)マーカーの値は正常に下がり、肝臓への転移も縮小した。 2年半たった今も定期検査を続けているが、状態は変わりない。髪の毛も生え替わり、「がん患者であることを忘れてしまいそう」な毎日を送っている。 B子さんのがんは、顕微鏡で調べた組織の型が未分化がんと呼ばれる種類で、抗がん剤が比較的効きやすいとされている。 このほか、年齢や性別、症状などから、特定のがんとの関係が疑われる場合、そのがんを想定した治療が効果をあげることがある。 女性の場合、腺がんという種類で、がんが腹膜にとどまるなら、卵巣がんが転移した可能性がある。このため一般的な卵巣がん治療に準じ、子宮や卵巣を切除したうえ、抗がん剤治療を行う。わきの下のリンパ節だけに転移がある腺がんなら、乳房切除や抗がん剤、ホルモン治療といった、乳がんに準じた治療を行う。 男性の場合は〈1〉50歳以下で、腹部のリンパ節転移があるなら、精巣がんの抗がん剤治療〈2〉骨転移があり、血液検査のPSA(前立腺特異抗原)値が高ければ、前立腺がんのホルモン治療--といった具合だ。 国立がんセンター中央病院乳腺・腫瘍内科の安藤正志(まさし)さんは「元のがんがどこか分からないから打つ手がないと、すぐあきらめてはいけない」と話す。抗がん剤治療に通じた専門医の育成が必要だ。 もっとも、B子さんのように治療が劇的に効果を表すケースは、原発不明がんではまれだ。がんと分かった時点で、末期に近い状態であることも少なくない。そうした場合、むやみに抗がん剤治療をすると、体に負担をかけ、かえってつらい思いをする恐れがある。痛みを取るなど苦痛を和らげる治療が大切になる。 原発不明がんの生存率 米国の1000例の統計では、5年後の生存率は11%、平均的な生存期間は約1年。ただし、特定の治療が効くタイプでは、女性のわきの下のリンパ節の転移で、乳がんの標準治療を行った場合の5年生存率75%、首のリンパ節転移で頭頸(とうけい)部がんの標準治療を行った場合は50~66%といった報告がある。 [提供:読売新聞]お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月02日 06時20分04秒
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