全て
| カテゴリ未分類
| 精神的健康
| 身体的健康
| 経済的健康
| アンチエイジング
| 雑感
| 健康長寿食
| タバコ
| サプリメント
| 疾病
| 長生き・長寿
| アクティブエイジング
| 睡眠
| 氣・波動エネルギー
| 日常生活
| 3つの健康
| 運動
| スピリチュアリズム
| 仲人士
| 芦屋婚活アカデミー
| 登録販売者
カテゴリ:長生き・長寿
最近はサラリーマン受難時代である。 昔は年功序列式で何となくサラリーマンでも定年までの雇用は約束された。 現在は上を目指し先頭を切って会社の役に立つか、役に立つ振りをしない限り、定年までの中途でリストラが待っている。 それでも、20代、30代の若い頃は体力で何とか克服できるが、40代、50代の中高年になるとそうもいかない。 更年期も伴って全身のいろいろなところに支障が出てくる。 取り返しのつかなくなる前に、自分の身体的健康、精神的健康の再チェックをした方が良いと思う。 所詮、あなたがいなくても組織は充分に回っていくのだから。 男性ホルモン(テストステロン)を補う治療。腕に筋肉注射する(帝京大病院で) 会社では、営業部門の責任者。仕事用の携帯の着信は、1日で30件のメモリーがいっぱいになる。商品が納期に間に合うか、自社の工場と取引先の板挟みで、神経をすり減らす。 そんな日々を送っていた千葉県の会社員(45)は5年前、車の運転中に突然、体が浮くような感じを覚えた。めまいや頭痛にも悩まされるようになった。神経内科で検査したが、異常は見つからない。 「営業の顔」で外ではニコニコ取り繕うが、家に帰るとイライラが爆発する。一升瓶が3日で空くほど酒量が増え、酔って寝込むが数時間で目覚めてしまう。 妻にあたることも多くなった。たまに性交渉を持とうとしても、途中でダメになった。「おれ、どうなっちゃったんだろう」。自信を失い、酒量が増える悪循環だった。 一昨年、妻に連れられ、帝京大病院(東京・板橋区)の男性更年期外来を受診した。「自分でも何とかしたい」と思っていたところだった。 検査で、男性ホルモン(テストステロン)の値が基準より低いことがわかった。半年ほど漢方薬を中心にした治療を続けたが、芳しくない。担当医師の安田弥子(みつこ)さんから「ホルモンの注射を試してみますか」と勧められた。 初めは2~3週に1回、二の腕に筋肉注射する。注射後すぐに何か顕著な変化が表れるわけではない。半年ほど続けたところ、「体調が徐々に良くなった感じがして」、現在は月に1回続けている。いつまで続けるかは症状次第だが、最近「そろそろやめても大丈夫かな」と感じている。 同大が様々な年代の男性の男性ホルモン値を測定したところ、40~50歳代のサラリーマンは、退職者を含む60歳代以上より低い、との意外な結果になった。 安田さんは「中間管理職の立場にいる中高年世代にとって、ストレスの影響がホルモン低下を招いている面があるのではないか」と話す。 ホルモン注射は、治療手段のひとつに過ぎないが、「大切なのは、パートナーとの親密な関係。孤独になりがちな中高年男性が更年期を乗り切るカギです」と安田さんは強調する。 会社員の男性は月1回の通院時、妻の運転で送ってもらう。診察の帰り、おいしいラーメン店を見つけ、立ち寄ることが夫婦の楽しみになった。「通院はドライブデートのようなもの」と話す。 勃起(ぼっき)不全治療薬も処方してもらったことがある。病院帰りにホテルに寄り、2度ほど使ってみた。「親密さが大切」という安田さんの言葉の意味を実感した。残った薬は「お守り代わりに」大切に持っている。 年代による男性ホルモン(テストステロン)量 安田医師らは、20~30歳代、40~50歳代、60歳代以上の3世代の健康な男性81人を対象に、男性ホルモンの指標になる唾液(だえき)中のテストステロンの量を測定。最も高いのは20~30歳代だったが、次いで高いはずの40~50歳代は、半数以上が退職者の60歳代以上より低かった。 [出典:読売新聞]お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|