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カテゴリ:健康長寿食
我家では、月曜日が多いのだが、週1回はカレーデーと決めている。 ターメリックなど健康によいスパイスが入っている上、よいと思われる食材を入れやすいからである。 他の家庭ではビーフカレーが定番であろうが、我家はもっぱらキノコカレーである。 最近このカレーに今凝っているハーブティーの出がらし茶葉を入れ出した。 味に深みとこくがより出てより美味しくなり、大変満足している。 トークショー(1)カレーが持つ可能性
日本のカレー消費、年間55億食左から、八塩圭子さん、茂木健一郎さん、鳴神寿彦さん 基調講演に続いて、脳科学者の茂木健一郎さんと、ハウス食品ソマテックセンター・スパイス研究室長の鳴神寿彦さん、フリーアナウンサーの八塩圭子さんによる鼎談が始まりました。 八塩 カレーを食べるとIQが7あがるんですよね? 茂木 いろんな前提があってのことで、カレーを食べたからって天才になるとは限りません。でもインドにはなぜか天才が現れるので、それが食文化と無関係とは思えません。 それから、IQは変動します。ジェームス・フリン効果といって、過去60年くらい、平均IQは10年に7ずつ上がり続けているので、世代によって標準化し直さなければならない。IQは遺伝で決まっていると思っている方がいるかもしれませんが、生活習慣などで変わるものなんです。 八塩 茂木さんはカレーをどのくらいの頻度で食べますか? 茂木 ビンダルーという酢を使ったカレーが本当にうまいんですよ。イギリスにいた頃、現地の食事は口に合わなかったのですが、ビンダルーのおいしい店があったので救われました。 子供の頃は母親がよく作ってくれて、実験のような気分でいろんなものを入れては怒られる子どもでした。パイナップルとか。翌朝のカレーを温め直して食べるのも好きでしたね。 鳴神 4~5年前の調査では日本でも缶詰やルー、レトルト、外食合わせて日本全体で55億食も食べているようです。一人当たり、年間55食も食べている計算になります。 八塩 子どもは何歳くらいからカレーを食べ始めますか? 鳴神 アンケートによると、日本では離乳食の後期くらいから食べ始める子どもが多いですね。1歳で全体の3割くらい。2歳になれば4分の3くらい。 脳のどこが活性化したかが重要 八塩 カレーは作る過程にも楽しみがありますよね。脳科学的にこの点はどうですか? カレーは工夫しやすいですよね? 茂木 脳は多様性を好みます。カレーは多様なもの。カレーというのはあくまでスパイスの総称で、これを使っていろんなものを作れますよね。これを食べるのは脳にとって嬉しいこと。 鳴神 通常、カレーには少ないものでも20種類弱、多いものだと30種類くらいのスパイスが入っています。カレーでいろんなものを作れる理由の一つは、たくさんのスパイスが入っていること。スパイス単品では癖が強いので好みがわかれますが、複数のスパイスが混ざるとお互いに香りを緩和させます。すると、「何が入っているかわからないがいい香り」という印象になるんです。 また、スパイスには相性があります。ハンバーグにナツメグ、肉料理にクミン、バジル、など。カレーの場合はいろんなスパイスが入っているのでいろんな具材に合います。何かを入れてもそんなに失敗することがない。 八塩 カレーなら失敗しないというのはありますね。茂木さんのお話は、スパイスが脳にいいということですか? 茂木 実は、香りを処理する脳の部位は、記憶を処理している部位と非常に近いんです。香りの処理は大事な意味を持ちます。香りをかいで、「懐かしい」と思ったり、思い出がよみがえったりすることがありますよね? 香りは記憶と強く結び付いているんです。 八塩 脳にいい食べ物の条件は? 茂木 われわれ科学者はそういう言葉は使わないんですが......。今回の実験で何が面白いかというと、背外側前頭前皮質、つまり"脳の司令塔"の活動が上がっているというデータが面白い! 例えば、チョコレートを食べれば血糖値が上がります。だからチョコレートが脳にいいか悪いかときかれたら、いいとしか答えようがない。だからといって「チョコレートは脳にいい」と表現されると困ってしまう。 鳴神 以前にもスパイスの実験をしましたが、脳血流が上がり、脳に対して積極的な活動をしているとわかりました。今回は特に、香りをかいでひと口食べるだけにもかかわらず結果が出たので、脳の活性化はほとんど香りの効果だろうと思いました。 茂木 「脳が活性化する」といっても、どこでも活性化すればいいというわけではないんです。余計なところが活性化しても困る。今回の実験では、背外側前頭前皮質が活性化したということが重要。この"脳の司令塔"が活性化しているということは......。 鳴神 なでしこジャパンの澤選手みたいなところが活性化したということですね。 茂木 そう! 今後は「脳のどこが活性化するか」に注目していただけると嬉しいです。 [出典:読売新聞] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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