健康、長生き、アンチエージング

サラリーマン時代、社会保険料は給料からの天引きで、あまり気にすることはなかったが、国民健康保険になってからは、支払が意外に高額なので気になっている。

前年度の年収にもよるだろうが、国民健康保険料よりサラリーマンが加入する社会保険料の方が負担が小さい感じがしている。

この意味では、なるべくならサラリーマンは長く継続した方が有利である。

今年から６５歳定年制が義務化され、その意味ではサラリーマンにとっては長く社会保険に入れ、有利になる感じがする。

しかし、企業側は人件費の負担増を無くすため、生涯年収としては変わらないように、若い時の昇給ペースを落とす方向に持って行く考えのようである。

何のことはない、今まで６０歳までに貰えた生涯賃金を、６５歳まで引き伸ばして、薄く長く貰って行くのである。

昔のサラリーマンは６０歳で定年になると、すぐに失業保険と年金の両方を貰えた。

現在はどちらか一方だけである。

年金はというと、基礎年金の方は既に６５歳からの支給になっているし、厚生年金報酬比例部分も１歳ずつ支給が繰り延べされ、将来的には基礎年金、報酬比例部分共に完全に６５歳からの支給になる。

今後、この６５歳が将来的には６８～７０歳支給になる予定である。

年金破綻が時々問題になるが、年金は決して破綻しない。

苦しくなれば、支給年齢を上げればいい訳だからである。

民間の保険なら、詐欺だと訴えられかねない。

かといって民間の保険に比べ公的年金は圧倒的に有利になっているので、無年金者には決してならないように、若い時から苦しくても公的年金だけは最低、掛けて置いた方がよいだろう。

老後の余裕、老後の金は貴重である。