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「雇われない生き方」実践レポート

もう1度読みたい本・見たい映画

夜と霧 新版 
ヴィクトール・E・フランクル著
学生時代に旧版で読んだ本。
「自分的人生に影響を与えた10冊」をあげるなら必ず入る。
新版が出たとのこと、是非近日中に読んでみたい。

ユダヤ人精神分析学者がみずからのナチス強制収容所体験をつづった
もはや古典に属する名著だと思う。

悲惨かつ残酷な極限的環境の中にあって、自分のみならず被収容者、
監督官などの心理分析を静かに行っていく。

極限状態で人間は精神の均衡を保ち、そして崩壊させていく。
最後に人を生き続けさせるものは何なんだろう。

20才の自分に印象的に残った場面。
収容所が開放され、外に出て自由と安全を手に入れても心は動かない。
数日だったろうか・・・時間を経て川辺で水鳥が羽音を立てて飛び立った瞬間。
こころに自由の身を実感できるという場面。
まさにモノクロ映画から天然色に世界が変わる瞬間。

あれから30年をへた自分はどんな読み方ができるのだろう。



知と愛

ヘルマン・ヘッセ著
これも学生時代19才の夏休みに読んだ本。
有名な「車輪の下」よりお気に入りです。

修道院で出会った若き修行僧ゴルトムント(愛を象徴)と
若き指導者ナルチス(知を象徴)。

若さゆえに葛藤するこの「理性」と「情熱」を二人の人物に分立して
托し、友情でまた統合した作品といえる。

情熱的で愛を求めて女性を遍歴し、やがて彫刻にであうゴルトムント。
そのゴルトムントを見守りながら、ひたすら修道院で求道の道を歩むナルチス。

19才の夏、ヘッセはゴルトムント(愛)に軍配を上げているように
感じられ、嬉しかった自分がいた記憶がある。
今もなお、愛に軍配があげられる自分かな・・^^;


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