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カテゴリ:新しい夫婦関係
11月22日(いい夫婦)の結婚式当日。どこでも簡単寝ることができるのが取り柄だったのだが、前日はなかなか眠れなかった。朝5時過ぎに起きてマイカーに乗り込み実家の親父をpick up。一路原宿のカフェデプレ原宿へ。駐車場に車を置き、レストラン内に入ると新聞が目に入った。一面は「山一證券倒産」という大きな文字。「山一はあぶない」という噂は数年前から幾たびか聞いてはいたが、まさか自分の結婚式当日の新聞の一面を賑わすとは、、、。その後正確には11月24日に正式に自主廃業発表。当時の社長が「社員は悪くありませんから」と涙の会見をしたのを今でもよく覚えている。
話は戻って披露宴。僕の会社の同期の女性(彼女の料理サイトは有名)の司会とともに宴は順調に進行。自分達が作った進行通りに事が運ぶ不思議さ、上司、友達そして自分達までがその中で役を演じているんだなぁ~と妙に客観的になっている自分もまた不思議な感覚に包まれているかのようであった。 結婚式も披露宴も、普通のカップルと全く変わりないスタイルだったので、我々がこの後「夫婦別姓&事実婚」を選ぶことなど出席者の誰一人とも想像していなかったろう。夫婦別姓は、我々夫婦の問題であるので別に公言せずに黙っていても良かったんだろうけど、僕の心の中では、夫婦別姓を選択したことを披露宴に招待した方々にはしっかり報告しようと決めていた。別に悪いことをするわけでもないし、隠す必要もないと思っていたので、、、。披露宴の最後、新郎の挨拶で「夫婦別姓にすることを2人で決めました」と宣言したのだ。 披露宴の後、何人かの友人から「夫婦別姓って籍はどうするの?」とか「別姓っていうのは奥さんが職場では旧姓を使うってことでしょ」とか「子供が生まれたらどうするの?」などなど質問を受けた。僕はその度に「夫婦別姓だから籍はいれないよ」と答えた。夫婦別姓に興味がある人って以外に多いんだなぁと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 10, 2005 11:21:25 PM
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