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カテゴリ:新しい夫婦関係
結婚式、(波乱の)新婚旅行も終わり、夫婦で生活することになった1997年12月。かみさんが夫婦別姓とともにこだわったことは、資産、財産の相互不介入。「自分で稼いだお金は自分が好きなように使いたい」という発想であり、僕もその考えには同感であった。
世間でよく聞く「今月のだんなのお小遣いは○万円」「奥さんに財布を握られてる」なんて生活は嫌だったので。かみさんも「だんなへの誕生日のプレゼントなんて聞くけど、結局だんなが稼いだ金で買っていて、自分がプレゼントをあげているって感じがしないよね」って感覚をもっている。 しかし夫婦別姓とか事実婚だからいっても、共同で生活をする以上、共通費が発生する。光熱費、車のガソリン代・維持費、家庭で共に食べる食費などである。結婚式が終わったあと2人で共通の銀行口座を作ることに決めた。共通口座に月々お互い同額を入金して、光熱費等の引き落とし口座にしたり、共通のものを自分の財布から購入した時には、その分を後からその口座から引き出したりするために。そのために、1つの銀行口座で2枚のキャッシュカードを発行してもらえないかと相談しに銀行に行った。 最初に行った銀行はたしか当時の富士銀行だったかと思う。お堅い銀行員に夫婦別姓とか説明することは気が引けたので、シンプルに「1つの銀行口座で2枚のキャッシュカードを発行してもらえませんか?」と聞いた。「夫婦ですか?」と聞かれ、「いいえ」と答えたところ、「No」との返事が返ってきたような記憶がある。その後、当時の住友銀行へ。住友銀行では、「ありますよ。会社の業務ユースなどでニーズがありますので」との回答。さっそく口座を開設した。住友銀行で作った共通口座の2枚のカードは、名義は1つであるが、2枚のカードにそれぞれ別のパスワードを設定できるので、ぼくも、かみさんも自分が覚えやすい別々のパスワードをつけて管理している。 結婚当時は、毎月数万ずつ共通口座に入金していたが、すぐに面倒くさくなり、翌年からは、年末の12月に来年1年分の共通費をそれぞれドーンと入金している。年末ごろに共通口座の資金が不足するような年もあったが、その時は、それぞれ同額、緊急入金した。 年末に翌年分の共通費を入金してしまえば、月々の給料やボーナスは自分で管理できる。僕の場合は、英会話学校に通ったり、テニススクールに通ったり、自分の部屋のテレビやビデオデッキ買ったり、いちいちかみさんに相談しなくていいので気楽でいい。 かみさんの方は、化粧やファッション、貴金属に全く興味なし。仕事が忙しいので習い事なんかもしない。もっぱら株、投資信託、外貨などを、インターネットを使って運用している。それが楽しいみたいだ。 将来のためのお金の管理・運用もかみさんはかみさん、僕は僕、保険などもそれぞれ自分のニーズにあう保険に加入している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 17, 2005 09:29:53 AM
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