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カテゴリ:新しい夫婦関係
今日は家の表札の話。
夫婦別姓なので僕の苗字とかみさんの苗字を二つつけることには自分自身で納得していた。だからかみさんから「表札には自分の苗字も入れたい」と言われた時に、「いいよ」って簡単に返事した。 しかし家の門に埋められた表札を見たとき、複雑な気持ちになってしまった。一枚のプレートに「かみさんの苗字」「ぼくの苗字」という順番になっていたからだ。おそらくかみさんは順番なんか全く気にしていなかったのだと思う。ぼくも表札を見るまでは何も考えていなかった。ただ実際に家の門に埋められた表札を見た時に、「夫婦別姓だけど、やっぱり自分の苗字が先にあってほしい」と思ってしまったのだ。毎日会社から帰宅した時に目に入る自分の家の表札を見ると、なんともいえない複雑な感覚に襲われてしまった。男って人種は、「かみさんや家族を支える大黒柱なので夫の苗字が優先されるべき」という感覚が自然に備わっているのか?それとも小学校や中学校での出席順が「男が先、女が後」となっているので自然と「男が先」という習性が身についているのか?男性優位の社会が男にそういう感覚を持たせているのか?それとも僕が長男だからそういう感覚があるのか?よく分からないが、どれも正解のような気がする。男っていう人種はそもそも女より上に立ちたいという意識を本能的に備えているのかもしれない。 近所付き合いではどっちの苗字を使うことになるのだろうか?なんて余計なことまで考えてしまった。しかしかみさんは、そんな僕の心境を察してなのか、回覧板などでは私の苗字を使っている。あまり近所付き合いはないけど、近所付き合いで僕の苗字がデフォルトになるとなぜか表札の順番はどうでもよくなってしまった。 男って、変なところで見栄っ張りでつまらない人種なんだなぁと思ってしまった出来事だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 20, 2005 01:23:41 AM
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