I'll Sleep When I'm Dead!

2005/11/25(金)17:10

Stephanie Plum 10-Ten Big Ones読了!

読書記録(日本語)(40)

今回Stephanieは刑事のJoeと同棲中。姉のValerieは仕事のない弁護士との間に子供が出来てStephanieのアパートを占拠しています。 たまに帰る実家には姉とそのパートナーの弁護士、メイザおばあちゃん、両親のほか、前作で出てきたオカマのバンドマン兼スクールバスの運転手のサリーが、なぜか姉のウェディング・プランナーとして活躍しています。 Stephanieには専業主婦または違う仕事に就いて欲しいとJoeは願うのですが、bounty hunterとしての仕事を面白く思っているStephanieと衝突し、Joeの家を飛び出した後、偶然見つけたRangerの秘密基地兼アパートにもぐりこみます。 Rangerのアパートでは安全が保証されているものの、スラム街の連中を捕まえたり、捜査の途中でスラム街の親分格の男を車で引きずり回したりという行動が裏目に出てStephanieは命を狙われます。 Joeとの関係も上手く行かない。留守中だったRangerがアパートに帰ってきて、Rangerとの関係が発展する予感もする。 そんな中、ついにスラム街の連中に拉致されてしまうのですが… ************ 2週間で読み終えるつもりが3週間かかってしまいましたが、前回読んでいた「Little House in the Big Woods」と違って展開が速かったのでスピードに乗ってからは早く読めました。 毎度命を狙われるStephanieですが、今回はちょっと様子が違っていて、プロの殺し屋に狙われます。それなのに本作品は、ハードボイルド系というよりも、ドタバタコメディの色が濃く出ていたように思います。 メイザおばあちゃんは相変わらず人のお葬式に行って遺体を確認するのが趣味だし、スクールバスの運転手をしているサリーは手首にゴムバンドをしていて、swear wordを1つ言うたびに自分で罰としてゴムバンドを「バシッ」。結婚を控えた姉は新郎のクラウンに「honey pie smoochie bear cuddle umpkins」と呼びかけ、周りの人の背筋を凍らせています。 そのためか、本筋以外の筋が物語の大半を占めていて、本筋は何となくあっけなく終わってしまったような感がありました。 最後にStephanieを助けたヒーローはRangerでもJoeでもない、意外な人だったけど、JoeとRangerとの関係もビミョウ~~~で、11巻でどう発展するのかちょっと楽しみです。 さて、次は~… Domenic Stanberryの「The Confession」を読みながら、Harry Potterの最新作も頑張って読み終えようと思います。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る