2007/11/28(水)23:05
習慣としての英語学習/単語力
昨日は皆さんからお祝いのコメントをたくさんいただきましてありがとうございました。
まだ放心状態というか、何となく実感がわかなくてこれからどうしたものかと思いながらもドラクエしたりしています。
そんなこんなで、11月18日に2次試験を終えてから10日ほど、ほとんど英語に触れずにいたのですが、今日久しぶりにAnderson Cooperを見ていて、英語は私の日常生活の中ですっかり習慣化していたのだなぁと気づいたのです。
思えば今までは帰宅後、自分の部屋に戻ったらすぐにAnderson Cooperをかけ流ししながら色々なことをしていたんですね。
洗濯物を干す時もAnderson君の声を聞いていたし、出かける時にはiPodに入れたCNN English Expressを聞いたり、あとはどこに行くにもTIMEを持っていて、ヒマさえあれば電車の待ち時間やちょっとした隙間時間に英語に触れていたみたいです。
きっと「勉強しなきゃ、試験もあるし。」という気持ちがあったからかも知れませんが、それ以前に(英語の)TVをつける/(英語の)活字を見るということが生活の一部になっていたことが、無理なく続けてこられた一番の理由かも知れません。
でも英検となるとやはり話は別でした。
2~3年前、コンスタントにTOEICで900点以上取れるようになったので、英検でも受けてみようかと問題集を買ってみたのはいいのですが、いきなり難しい語彙問題から挫折。
その後、その問題集は二度と開くことなく年月は過ぎ…
今年の2月にこの厚くて高い壁を乗り越えないことにはまた詰めの甘い人生になってしまうと思い(当時の日記)、英検を受けることを再決意しました。
ところがやはり日々流されてしまい、今ブログを振り返ってみても、「○○をやります!」と宣言してはそのまま放置していることが多かったのもこの頃です。
本気でやる気になったのがお盆休みの頃。仕事があるときと違って、体の疲れ方が全然違うので、ほんの5日間ほどでしたが何時間でも集中できたのです。
そこからなぜかスピードに乗ることが出来、勉強量は今までのダラダラとした勉強と違って、かなり密度の濃いものでした。
それでもやったのはPass単を覚えて相変わらずTIMEを読んでいただけ。だけどPass単(厳密に言うと名詞と動詞だけなのですが…)を頑張ったおかげでかなり読むのが早くなったし、リスニングの理解度もグンと上がりました。
多分その時期とブレイクスルーの時期が重なっただけなのだと思いますが、明らかに自分の中で何かが違うという感覚がありました。CNNを見るのに苦痛が伴わなくなったのです。
今月のAERA Englishの特集は、「やっぱり単語力だ!」とのことで、著名な英語の達人たちが口をそろえて単語力の大切さを説いています。今まで単語は読みながら覚えればいいと思っていましたが、やはりある時、一気に集中して覚えるということも必要なのではないかと思います。
英語って、やはり一歩一歩階段を昇っていくようなものだと思うのです。傾斜の急な階段を駆け足で昇れることもあれば、どんなに頑張っても広い広い踊り場があって、そこから先は登れるのだろうかと不安になったりします。もちろん、土台(基礎的な文法力)がないと、足元は崩れてしまいます。これから英語の勉強を始めようと思ってらっしゃる方は、まずは土台固めをしてから、それから階段を昇るといいと思います。
そんな広い広い踊り場も一歩一歩着実に歩いていけば、実はそこは緩やかな坂になっていて、時々ダッシュして助走をつけることでポン!と次の段へ飛び移れる、そんな感じでしょうか。
今私の目の前にはまた広い踊り場があります。でもこの踊り場もきっと緩やかな坂になっていることでしょう。また一歩一歩歩いていきます。
でも今度からは少し歩き方を変えないといけないかもしれませんね。ちょっとゆっくりでもいいかも知れません。寄り道もするかも知れません。それでもやっぱり前を向いて、歩いていこうと思います。