[地鎮祭と工事着工まで]の記事一覧 | 一般小市民　家を建てる　(-_-)。o O

オーダーキッチンの確認：浅草へGO！

ふぅ～　(-_-)。o O週末に浅草に行くことにした。キッチンをオーダーしている浅草冷機という店に行くためだ。ボクたちの家のキッチンは業務用キッチンを置くことに決めたのは以前話したが、アイランドカウンターの部分はオーダーすることにしている。そもそも、オールステンレスのキッチンというのは高額で、たいがい「木製+ステンレス」という組み合わせが多い。天板だけステンレスというのも当初は考えたのだが、オープンな家だからこそ、アイランドカウンターは妥協できない。その代わり、背面の作業台などは業務用キッチンを配列することでコストダウンにもつながった。そのうえ、業務用キッチンは丈夫で使いやすい。メンテナンスもしやすいのだからこれを使わない手はないだろう。建築士Ｋ氏は最後の最後まで「業務用厨房みたいになるのはご了承願います」と念を押していたが、自称美人妻は「業務用の厨房みたいにしたいんです」とポリシーを曲げなかった。浅草冷機という店は、カッパ橋商店街にあるそうだが、ボクたちがそこに行くのは初めて。自称美人妻がネットでみつけたのだが、その店の評判だけを頼りにココに決めたのだから度胸がある。「図面だけでは心配だから、直接確かめに行きましょうよ」と自称美人妻確かに･･･どんなアイランドカウンターなのか、注文した業務用キッチンはどんなものか興味がある。そうは言っても「せっかく東京に行くんだからmizuno本社のゴルフショップに行くかな」とこっそり計画を立てているボクであった！

工事着工までの準備

ふぅ～　(-_-)。o O自称美人妻に「仮設トイレがあったよ」といわれ、仕事帰りにボクも現場を見に行ってみた。大きな看板があり、いよいよ始まるんだなと思わせる雰囲気が漂う。2年近くも手をつけてないかったから余計にそう感じるのかもしれないが。ボクたちが今住んでいる社宅から車で3分ぐらいのこの場所は、毎日でも足を運べる距離である。あまり頻繁にいっても職人さんもいやだろうが、これから日が長くなるので、工事が終わった頃そっと状況をのぞきにいくのはかまわないだろう。それにしても、こうやって見ると83坪の土地がやけに小さく感じてしまうなぁ。

駐車場工事について

ふぅ～　(-_-)。o O工事着工になる前に、ちょっと時間があるので、ここで駐車場工事について触れておこうと思う。そもそも、ボクたちの家のプランニングに時間がかかったのは、この駐車場工事から始まった。1.5ｍほど下がったボクたちの土地は、当然ながら、まず最初に駐車場を作ることが先決であった。最低２台分。できれば３台分が必要だ。工事をするにしても、土地に面している北側の道路が「位置指定道路」というやつで４ｍ幅員しかない。駐車場を作るにはまず盛土をするのだが、道路と土地の間に下水があるため、「位置指定道路」の所有者に許可を得なければならないそうだ。ここからドラマが始まった。位置指定道路の所有を調べたところＨ社という住宅メーカーであった。最近ではあちこちに建築条件付の宅地を販売している大きな会社だ。不動産関係からフードまで携わっている大手会社である。自称美人妻がその担当部署に連絡をとり、盛土をしたい意向を伝えたところ、後日担当者から電話があった。「その土地、譲ってもらえませんか？」「は～？」山の上と市街地の宅地と交換したいと言うのだからびっくり。この辺では、山の上より市街地のほうが便がいいと人気が高いのだ。もちろん値段も高い。特に、このＨ社が所有している土地は、新興住宅街だから新しい団地で整備もされている。「以前から、位置指定道路を何とか市に移管したいと何十年も前から検討していたのですが、それには道路の突き当たりには、車を展開させる回転広場を作らなければならないのです。そして道路を整備して幅員６ｍにすることで市道になるかもしれないのです。」というのだ。どうもボクたちの土地に回転広場を設けて、位置指定道路を手放したいのが理由なようだ。しかし、その前に、この道路の幅員が整備しても６ｍに届かなかったら市への移管は無理だと言う。万が一、市道が無理でも、回転広場は作りたいから、その場合は、何坪か譲って欲しい。というのが、Ｈ社の希望であった。２ヶ月後･･･「市道への移管は、道路幅が足りず難しいと役所から言われてしまいました。ですから、土地の交換ではなく、少し譲って欲しいのです。」とＨ社うーーん、土地を譲れば、ボクたちの家の設計が全面的に変更となってしまう。そして何より、土地が何坪かでも減ってしまうことが悲しいなぁ。しかし、この回転広場を断れば、近隣の人が残念がるかもしれない。宅急便やさん、消防自動車や救急車もＵターンができず困ることもあるかもしれない･･･いろいろな状況を想定し、土地を少しだけ譲ることに承諾した。Ｈ社は、迷惑料として、ボクたちの駐車場も回転広場の工事と一緒につくってくれると言う。この工事には２００万ぐらいの予算をみていたから、ボクたちはラッキーなのかもしれない。と、前向きに考えるようになったのも、自称美人妻の影響かな工事は2005年11月から12月までかかり、ずいぶん大掛かりな工事となった。いまは砕石を敷いているが、家が完成したら、回転広場と区切るための塀とフェンスをまわすことになっている。（ここまでがＨ社の費用負担だ）

工事着工までにやるべきこと？！

ふぅ～　(-_-)。o O地鎮祭が終わって、あとは基礎工事が始まるのを待つばかりとなった!と、のんびりしているボクと違って、自称美人妻はなにやら図面をチェックし始めていた。建築士Ｋ氏から設計図面の分厚いファイルをもらったのが昨年の夏（２００５年８月）であるから、かれこれ８ヶ月は経つ。実際に見積もりを取り始めてからは、減額案を始め、何十箇所も見直してきた個所がある。打ち合わせも何度も行った。Ｋ氏曰く「こんなに打ち合わせをしたのは過去最高」というぐらい、ボクたちは慎重というかノンビリだった。自称美人妻は、その間に変更になった部分が最終図面に反映されているかを確認しているようだ。「大丈夫じゃないの～？」とボク。「いくらテレビ出演で匠と言われる先生でも抜けているところあるかもしれないでしょ？だから工事が着工する前にチェックしておかないと」と自称美人妻確かに、これまで何度も「抜けている」ことがあったＫ氏（失礼！）自称美人妻の言うことも確かかもしれません。フルタイムで働く自称美人妻は、３日間かけて図面をチェックして、やはりいくつかの「抜け」を確認したようだ。また、さらにボクに「コンセントとスイッチの位置」を再確認してきた。「もう変更できないんだから入念にチェックしてね」と言われたからには、ボクも頑張りました。想像力に乏しいボクは、図面上ではシュミレーションがしにくいのだが、スイッチとコンセントはあとから工事するのはできないので（特に１階はＲＣだからね）集中してチェックをした。テレビ、ＬＡＮ、コンセント･･･　うーん必要以上に設置されているような気もするな。っていうか、何でこんなところにつけたんだっけ？という感じで、移動したり削ったりと、配線関係の最終チェックを終えた。配線は、ちょっと多いかも。と言うぐらいに設置しておいたほうがいい気がする。あとから付けるということができない類のものは、ここでケチって付けないにしても、いずれ付けたくなったり、後付するとかえってコストがかかったりするからだ。図面が出ても安心せずにチェックする。工事が始まる前にチェックする。シュミレーションでチェックする。以上３ポイント、勉強になりました。

地鎮祭！祝い！

ふぅ～　(-＿-)。ｏＯようやく地鎮祭までこぎつけた。ここまで長い長い道のりだったな･･･。当日は前夜からの台風の影響で、雨の予報もあったのだが、なんとか持ちこたえた。自称美人妻は強力な雨女。ボクと息子は晴れ男。間をとってどんより曇りでやたら蒸し暑いと言うあやしい天候だった。地鎮祭には、建築士のＫ氏。Ｓ工務店の専務、工事次長、自称美人妻の母親と妹２人とその子どもたちも駆けつけ、にぎやかな地鎮祭であった。前日の雨を心配してみんなカジュアルなスタイルで参列した。Ｓ工務店が紅白の横断幕が張られたテントを準備してくれたおかげで、何となく様になったような気がする。神主さんは、自称美人妻がいくつかの神社に問い合わせて決めたという。こうゆうのも自称美人妻の得意分野だ。感じがよい気さくな感じの神主さんで、とても丁寧な対応でであった。おかげで変な緊張感もなく、楽しむことができた。「鍬入れのときには、ご主人の気合が大切です。”えいっ、えいっ、えいっ！”と元気よく声を出してください。念をいれて、祈願する。ここ、ポイントですから。」自称美人妻は笑っていたが、ボクは真剣に”えいっ、えいっ、えいっ！”とやりました。「お酒一升と砂を用意してください。あとはこちらで準備しますので」ということだったので、ボクたちはお酒を。砂は工務店にお願いした。お酒にのしを貼るのかどうか工務店に確認したら「御神酒」とつけるんですよ。と教えてくれた。また、地鎮祭のあとにはご近所へのあいさつまわりをするので、ちょっとしたお菓子をご用意されるとよいですよ。というアドバイスも。お酒は、ボクの生まれ故郷の秋田の酒「高清水」だ。本来なら、ボクの両親も駆けつけるはずだったのだが、ちょうど田植えの時期と重なってしまった。せめて御神酒だけでもと思い、秋田の銘柄にした。秋田の両親には、撮影したビデオを送ってあげるつもりだ。ところで、この地鎮祭というのは、神式、仏式、キリスト式など、さまざまな方式があると言う。（自称美人妻の受け入りだが）また、日取りも単に大安・友引だからという理由で決めるのではなく、地鎮祭にふさわしい日というのがあるそうだ。もちろん、うちはバッチリふさわしい日だったようだ。この辺の情報は、ネットで調べれば大まかなことがわかる。いずれにしても、地鎮祭は大切な行事だ。家を建てると言うのは、人生にとって大きな節目なのだ。土地の神様に見守っていただけるようしっかり家族で願いを込めた地鎮祭であった。