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カテゴリ:天文関連
木星のおかげで、小天体(小惑星)が地球に衝突する確率が低くなったことは
前のブログで紹介したとおりですが、残念ながら木星でも守りきれない小天体が 多く存在します。 そのうちの1つ、アポフィスという小惑星が、2029年3月ごろ地球に接近します。 その距離、3万3000km。 これは静止衛星とほぼ同じ距離です。 小惑星が人工衛星と同じ高度を弾丸の10倍の速度で通過することになります。 近い! もし、この小惑星アポフィスが地球に衝突したらどうなるでしょう。。。 現在のところ、衝突する確率は、13万5000分の1と言われています。 13万5000分の1と言われると、ホッとしますが、皆さんが購入した宝くじが当たる確率より 10倍以上高いのです。 アポフィスは、直径300m~400mで、これが衝突した場合のエネルギーは500メガトン。 広島の原爆が15キロトンですから、数万個の原爆が同時に爆発したエネルギーに相当します。 落ちる場所にもよりますが、甚大な被害が出ることは間違いなさそうです。 このアポフィス、今後何度も地球に近づきますが、その軌道の予想は難しいので、 2029年は衝突をまぬがれても、今後どうなるでしょうね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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風太さん こんばんは^^
>まさに、アルマゲドンですね >しかし、20年後の話より鳥のいない8月をどう乗り切るかが最大の問題です 悩 ----- 今日は、夜明け前から山に籠もったにもかかわらずボウズでした^^ こういう日は、宇宙規模で最悪の状況を考えて、それに比べればマシということで自分を慰めます^^ (2010年08月01日 00時50分48秒) |