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New Movie Plus -Harry Potter / Narnia-

March 20, 2006
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カテゴリ:Narnia News

ちょっと切ない、リアリティ

この物語が多くの人の心をつかんでしまうのは、物語の導入からいきなりファンタジーではないところ。最初から現実とあまりにもかけ離れた世界だと、その世界観についていけないことも多いが、本作は第二次世界大戦下から始まる。学童疎開で親と離れて暮らさなければいけない幼い兄妹たちには悲壮感が漂い、見ていてちょっと息ぐるしく、切ない。その幼いきょうだいたちの遊びは、かくれんぼ。たんすの奥に広がる別世界を想像する、せっぱつまったその気持ちは、さびしい子ども時代を送った人には心あたりがあるかもしれない。そんな、現実とリンクする導入部はファンタジー好きでなくても自然に入っていけるのだ。



想像か現実か……違和感のない物語の導入部です




視覚のマジック

狭いタンスをくぐっていくと、いきなり開ける白い世界。それが兄妹とナルニア国の初めての出会い。雪と氷に覆われた真っ白な世界が目の前に広がったとき、映画を観ている人は誰もがルーシーになっているはず。そのカメラワークが絶妙。そして、やはりすごいのはCG。クライマックスのアスラン軍VS魔女軍の激突は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの戦闘シーンを超えたといってもいい。どこがすごいかというと、CGにありがちな、「物体はリアルだけど、動きに重みがない」という欠点は見られず、戦いに重量感がある。動きと重量が一体化しているのだ。それもそのはず、このバトルはCGとライブアクションが入り乱れ、それが世界最高峰のVFX技術で完ぺきに編集されている。映画史に残る戦いシーンであることは間違いない。



いきなりの雪景色に驚く4人




キャラクターが立っている!

練りに練られたキャスティングだけに、キャラクターは完ぺき。ティルダ・スウィントンの白い魔女は衣装もすばらしいが、その立ち振る舞い、表情のひとつ、ひとつがやばいぐらいに怖い。アスランはCGだが、その毛並み、表情から単なるライオンではなく、見事なカリスマキャラクターに仕上がっている。また、4人の子どもたちのなかでも飛び抜けて愛らしいルーシー・ペベンシーや長男のピーターもニューアイドルの予感がする。中でも一番愛すべきキャラクターはフォーンのタムナスさん。人間ではないけど、お人よしで、憶病、でも優しくて、とても人間らしく共感できる点があるのだ。



迫力満点の氷の女王




動物キャラに注目

しゃべる動物たちは、みんながそれぞれ強烈な個性を持っているので注目だ。ビーバーの夫婦はなごみ系。そして、キツネはあのすてきなルパート・エヴェレットが声を担当。アスランもリーアム・ニーソンと、声だけなのがもったいない俳優さんが参加している。そして、動物たちはみなCGなのだが、見事なのはその毛並み。CGではもっとも難しそうな表現が、それに挑戦するかのようになめらかに、自然に表現されている。今後、この技術がほかの映画にも使用されるようになれば、動物タレントたちの存在が危機を迎えることになりそうだ。



アスランの毛並みに注目!






Last updated  March 20, 2006 12:40:33 PM

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