2005/02/16(水)23:22
ブランドン・ロス/コスチューム
待ちに待ったニューヨークの黒人ジャズギタリスト「ブランドン・ロス」の初リーダー作。
カサンドラ・ウィルソンのブルーライトから始まる一連の名作を手がけ、一躍有名になったギターの名手!
この人、経歴はかなり長く、なぜ今までリーダー作がなかったのか不思議なくらい・・
このアルバムは、カサンドラ・ウィルソンの名作をさらに発展させた様な感じ・・
ギターはアコギ中心で、ガンガン弾くタイプとは全く異なり、音数はかなり少なく、弦の余韻まで堪能できます。
洒落たカフェで流れていても、シックリくる佇まいなのに、じっくり聴けば、かなり官能的でアヴァンギャルドな音・・・
また、2曲ほど彼が歌っていますが、この歌声が痺れるくらいウットリ、シットリです。
そして、素晴らしいのが、ブランドン・ロスのギターと絡む武石務の奏でるベース!
彼は日本では無名ですが、アメリカでは、かなり名の知れたベーシストだそうです。
曲目は、
1.ANOTHER APPROACH
2.NO WONDER
3.PEACE FLOWS
4.RACE FACE
5.DRY LIPS
6.I AM THE LIGHT
7.SEPTEMBER SKY
8.ONE SOLAR YEAR
9.TWELVE GATES TO THE CITY
10.ANTHEM FOR A NEW WORLD
今、最も注目すべきミュージシャンではないでしょうか