すべては「今」に集約されている。【時間意識について】 2022.3.2
スピリチュアルの中では、時間は存在しないと言われています。「いやいや、何言うてますの!?」とツッコミを入れたくなりますが、調べていくと「なるほど~」と納得してしまいます。 今回は「時間」についてフォーカスしていきたいと思います。そして、その中で大切になってくることを見ていきましょう! すべては今の集合体 地球は「制限を体験するもの(ここからここまで、など)」として生み出されました。その中で「時間」とは、制限意識から生み出されたイリュージョンです。なので、地球に流れている時間とは、厳選たる真実として存在しているわけではないのです。時間の流れは、人間が共同認識をおこなっているにすぎないのです。 人間の共同認識は、時系列という一直線の「過去・現在・未来」で理解しています。時間とは、本当はそういうものではなく、立体の球体に点々のようにすべての出来事・事柄・時間(イリュージョン)が点在しているのです。 あらゆる存在は、「今以外」に存在することはできません。「過去」があるのではなく、「記憶や記録」が今に存在しており、「未来」があるのではなく、「希望・予測・恐れ」などが、今に存在しているのです。 人間の制限された意識では、全体像がとらえられないため、時系列の理解をしています。「過去・現在・未来」は一つの直線的な流れとしてとらえられるものではなく、すべては同時に存在しているのです。 ですから、「過去・現在・未来」の表現は真実ではありません。球体であるため、すべては今の集合体なのです。そして、どこに焦点を当てるかで何を体験するかが決まってきます。 タイムラインの流れを変える 流れ(タイムライン)は、自分が今どのポイントに意識を置いているかで決まります。地球の概念であれば、未来が前になり、過去が後ろになるでしょう。その中で、「自分はこういう人間だ」や「私はこういう存在だ」などの認識が今、未来という前に対して向いているラインになります。 この「自分はこういう人間だ」という認識を変え、意識の変容を起こしたときタイムラインの流れは変わります。それは、未来を変えることでもあり、過去を変えることでもあるのです。 タイムラインの流れを変えることで、向いていた方向が変わります。タイムライン上で違う方向を向いた場合、その前にあったタイムラインの過去の流れとは、違うタイムラインの流れ(過去)になるのです。そのため、厳密に言うと過去は変えられますが、今までの常識と呼ばれているものの中では認識が難しくなるのです。 やり方よりもあり方 現実創造の起点は「時間(思考)」の中ではなく「いま(現実)」の中にあります。 その中でのポイントは、「どうするか(行動指針)」よりも「どうあるか(意識の立ち位置)」が大事です。「どうやってやるか」を考えるのではなく、「やってみよう」という自分の心が大切なのです。 今ここを感じることが、クリエイションをしていくために必要です。簡単に言えば、フィーリングの世界に移行して、五感を研ぎ澄ませて「感じる」ことに帰るだけです。 今ここに生きるためには、意識を「思考の次元(幻想世界)」から「体感の次元(現実世界)」に合わせることです。そうすることにより、直感やハイヤーセルフや内なるコンパスの導きがあるのです。 いかがでしょうか? 今回は「時間」についてまとめてきました。 ようするに、この世界では「やり方よりもあり方が大切」だと言うことです。「やってみよう!」という、その心が大切なのです。 運命はほとんど決まっていると言われていますが、選択、行動でつくり上げることもできるとも言われています。つまり、運命半分、自分で切り拓いていくこと半分ということなのだと思います。 自分の感覚を信じて、切り拓いていける人生にしていきたいですね。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考文献】・「いま・過去・未来」の見方 ~雲黒斎 まとめ ①~(2021.6.12 記事)・並木良和 / Namiki Channelブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪