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カテゴリ:読書記録(小説・その他)
今回もアンソニー・ロビンズの本をまとめていきます。
前回まで、「ネガティブな十の感情」について、その感情が持つメッセージと解決策を説明してきました。
今回からは、「ポジティブな十の感情」をまとめていきたいと思います。感情をマスターするためには、「有益で健康な苗」を育て、「豊かな収穫」を得る必要があります。心で大切に育てたいポジティブな感情を見ていきましょう。
「ポジティブな十の感情の種」とは?ポジティブな感情の種を育てれば、「人生の可能性」が最大限に引き出され、人生の質を高めます。そして、否定的な感情の“特効薬”として効力を発揮します。
「ポジティブな十の感情の種」は、次の通りです。 ①愛と思いやり ②感謝 ③好奇心 ④興奮と情熱 ⑤決断力 ⑥柔軟性 ⑦自信 ⑧快活 ⑨活力 ⑩貢献
それでは、1つずつ見ていきましょう。
①愛と思いやり―“否定的感情”の解毒剤「すべてのコミュニケーションは、愛情のこもった回答か、助けを求める叫びかのどちらかである」
傷ついている人や、怒っている人と相対する時は、常に愛情と思いやりを持って接すれば、相手の心の状態も変わり、感情の高まりも治まります。
②感謝―“人生の深み”が増す言葉・最も“精神性の高い”感情感謝の気持ちを忘れないでいると、人生はすばらしいものになります。人生が与えてくれた、出会いと経験に感謝の気持ちを持つことで、人生の深みを増すことができます。
③好奇心―「不思議、大好き」で生きる成長を望むのであれば、好奇心旺盛な子どものように学ぶことです。子どもは、人を引きつけます。それは、「不思議に思うこと」を、常に持っているからです。
好奇心があれば、どんな雑用もおもしろくなり、自然に学ぼうという気持ちになります。人生の質を高めるために、学ぶ喜びを持ち、好奇心を大切にすることが必要です。
④興奮と情熱―あらゆる輝きをもたらす“爆発的な力”19世紀の英国の政治家、ベンジャミン・ディズレイリの言葉に「人間が真に偉大なのは、情熱に突き動かされて行動する時だけ」とあります。情熱は、人生を前に進める力があるのです。
情熱的でいられるコツは3つあります。話すスピードを速くする、イメージをすばやく思い描く、行きたいと思う方向に身体を動かすことです。
⑤決断力―「価値のある人生」をつくる源決断とは、「やり遂げなければならない」という意識のひらめきがあるか、ないかを示すものです。決断は行動の源であり、行動は目的達成の礎なのです。
「持続性のある価値」を生み出していくには、決断力が欠かせません。人生の質を高めているとき、決断は進むべき方向を示してくれます。
いかがでしょうか。今回は、「ポジティブな十の感情」の前半5つを詳しく見てきました。次回は、後半の5つ「柔軟性」「自信」「快活」「活力」「貢献」を見ていきましょう。お楽しみに。
それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考文献】 アンソニー・ロビンズの運命を動かす 世界NO.1カリスマコーチ [ アンソニ・ロビンズ ] アンソニー・ロビンズの自分を磨く 世界NO.1カリスマコーチ [ アンソニ・ロビンズ ]
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Last updated
2021/07/12 06:00:29 PM
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