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創生陸玖の『Learning Journey』

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2021/07/07
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カテゴリ:脳科学・心理学

 今回から、社会心理についてまとめていきます。「脳科学」「バイアス」と学んでいくと、社会心理学にいきつきました。この世界が持っている社会心理を見てみましょう。

 

 今回は「社会心理とは?」「社会的証明・同調性」「互恵的利他性・返報性」の3つをまとめていきます。

 

社会心理学とは?

 「社会心理学」は、心の動きや行動の「法則」を解き明かし、その理由を研究する学問です。社会心理学の基本は、人間の無意識の行動や、その理由を理解することにつながります。

 

 具体的に社会心理とは、社会現象、社会問題や、社会のなかでの個人の心理、集団のなかでの個人の心理などです。社会心理学を学ぶと、対人関係などからくる生きづらさや、生きる上での損を減らすことができます。

 

 そもそも、なぜ人は無意識に行動してしまうのか? 根本的な理由は、すべての動物は固定動作パターンを持っているからです。

 

 たとえば鳥の場合、ヒナの「ピーピー」という鳴き声が母鳥のスイッチになり、ヒナの世話をします。これは、あらかじめプログラムされているのです。

 

 「このスイッチが入ったらこう行動する」の固定動作パターンは、思考を停止して行動をパターン化します。これにより、脳のエネルギーを節約でき、生き残るのために有利になったのです。

 

 人間にもスイッチが入力されると、思考停止で無意識に動かされてしまうものがあります。人間が長い進化を通して獲得してきた、固定動作パターンのスイッチは、正しく、効率の良い反応です。人間の脳が、「単純さ」と「一貫性」を好む性質も、ここからきています。

 

 けれども、現代は人間のスイッチを上手に利用した商売やビジネスで溢れています。そのため、自分にとって本当に必要か、を考えた方がいい場合もあります。

 

 人間は、結局のところ、社会の一員としてみんなと同じ行動、思考、信念を共有していたいけれど、どこか特別な部分も欲しいと思う生き物です。そんななかで、人間は、どんなスイッチを備えているかを見てみましょう。

 

社会的証明・同調性

 「社会的証明」とは、多くの人がおこなっていることが正しいと思ってしまう心理です。たとえば、

・行列ができる店はうまいと思ってしまう。

・お笑い番組の録音された笑い声によって、これはおもしろい、と思ってしまう。

YouTubeで再生回数が多い動画はいい動画だと思ってしまう。

 

 などが、社会的証明の心理です。

 

 また、この心理の中には、「人と同じことをしていたい」「仲間外れはいやだ」という同調性の心理もはたらいています。人間は、誰かと行動・思考・信念を共有していたいという欲求を持っているのです。

 

 共有したい心は、何かに所属していたいという心でもあります。「一緒にやってみませんか?」や「みんなやってるから」という言葉は、多くの人が惹かれる影響力を持っているのです。

 

互恵的利他性・返報性

 「互恵的利他性」とは、人は何かしてもらったら、お返しをしたくなる性質です。

 

 なぜ、人間はこの性質を持っているのか? それは、狩猟採集時代から、ちゃんとお返しする個体の方が生き残りやすかったからです。

 

 互恵的利他性のなかには、「好意の返報性」というものがあります。その特徴は、以下のものです。

・嫌いな人でもお返したくなる。

・欲しくないものをもらっても作用する。

・もらったものより多く返さないといけないという気持ちが出てくる。

 

 好意の返報性のなかには、人間の「罪悪感」が存在します。たとえると、スーパーでの試食コーナーです。「試食したから、一つくらい買わなきゃ」と思うパターンです。

 

 スーパーでの試食は、たとえ試食したものを買わなかったとしても、そのスーパーで買う量自体が増える傾向があるという研究結果があります。返報性は、人間に自動で働いているのです。

 

 人間は、他者から何らかの恩恵を受けたら、お返しをせずにはいられなくなります。あなたも、贈り物などを受け取ると、お返しをせずにはいられなくなるのではないでしょうか。

 

 

 いかがでしょうか? 今回は「社会心理とは?」「社会的証明・同調性」「互恵的利他性・返報性」の3つをまとめてきました。

 

 「同調圧力」という言葉がありますが、これも人間が生き残るための固定動作パターンだったのだと思います。

 

 いまはとても速いスピードで時代が変わっています。それはテクノロジーの恩恵によってです。古い固定観念にしばられていると、自分にとって大切なことを選べないかもしれません。なので、社会的心理を理解していることは、その対策になるのではないでしょうか。

 

 明日は、社会心理の「一貫性」「公平性」「認知的不協和」についてまとめたいと思います。お楽しみに!

 

 

 それでは読んでいただき、ありがとうございます。




【参考】
サムの本解説ch

本要約チャンネル【毎日19時更新】

土井英司のびびびビジネスチャンネル



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Last updated  2021/07/07 07:30:05 AM
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