創生陸玖の『Learning Journey』

2021/07/13(火)07:30

人生をよりよくする仕事の考え方 2021.7.13

仕事・お金(38)

 前回から始まりました、本田健さんの本、『「うまくいく」考え方 新しい時代で幸せになる5つの法則』を、簡単にまとめていくシリーズです。  今回のテーマは「仕事」です。人生をよりよくする仕事の考え方を見ていきましょう。 いつの時代も新しい仕事が生まれる 新型コロナウイルス感染症の拡大により、仕事に影響を受けている人もいると思います。不安を抱えているときは、仕事の「あり方」や「向き合い方」を見直すタイミングなのかもしれません。  江戸時代の日本人は、商売が成り立たなければ、すぐに別の商売へと変えていました。いまの仕事を続けるのが難しい状況が出てきたときに、すぐに別の仕事に移る身軽さを持っていたのです。  「終身雇用」「老後の年金」といった仕事の考え方は、20世紀の産物なのでしょう。時代が変わるにつれて、仕事の価値観や考え方を変えていく必要があるのです。  いまの時代では当たり前となった「簿記」ですが、これは中世ヨーロッパで生まれました。その時代、数字は神聖なもので、数字を商売に使うことはよくないものだ、と思われていました。  けれども時代が進むにつれ、簿記が使われ、経済が発展していくことにつながります。時代によって常識は変わっていき、その時代の常識は、いまの非常識になりうるのです。  これからも新しいものがどんどん生まれます。オンライン関係の仕事は増えていき、そのなかでも、工夫や模索がおこなわれていくでしょう。悩んでばかりいないで、時代の流れを読み、新しいものを生み出していくことが必要なのです。 好きなことを仕事にできるのか? 好きなことを仕事にできるのか? というのは、いつの時代でもテーマのひとつだと思います。これは、根拠がなくても「好きなことを仕事にする!」と決めた人が、その人生を手に入れていくのです。  好きなことを仕事にする人は、自分の未来にワクワクしています。たえず、自分の仕事をアップグレードしていく工夫をしているのです。それは、幸せになれる理由でもあります。  どんなことでも、真剣に取り組んでこそ、人生は動き出すものです。適当にやっていては本当に好きな仕事は、現れないでしょう。  自分が本当に好きな仕事をするための準備も大切です。なぜなら、チャンスは準備ができた人にくるからです。チャンスがきたら、「絶対に飛び込む!」というメンタリティーが必要なのです。  仕事のなかで不安に駆られるときもあるでしょう。そんなときは「必ず自分の指定席はある」と考えることです。仕事には、「情熱」と「やり抜く力」が必要なのです。 仕事を好きになれるのか? はじめは好きではない仕事でも、やっている内に好きになる仕事もあります。そんな人の特徴が、「自分がワクワクすることをやりながら、同時に相手も楽しくなるように考える姿勢」を持っていることです。  つねにワクワクしながら、相手を喜ばせられる人が、よりよい仕事にしていけるのです。「自分がワクワクすること」「相手を喜ばせること」、この2つの視点を忘れずに、高めていくことが必要です。  仕事は、「商い」と言います。この「商い」は、「飽きない」という意味もふくまれています。  「飽きない」とは、「お客さんが飽きない」という意味と、「自分が飽きない」という2つの意味を持っています。仕事は、いったん選んだら長いつき合いになるので、お客さんも自分も飽きない工夫が必要なのです。  よりよい仕事を生み出していく秘訣は、仕事に「小さなひと頑張り」を加えることです。それにより仕事の質は上がっていき、自分だけの「商い」になっていくのです。   いかがでしょうか? 今回は、人生をよりよくする仕事の考え方をまとめてきました。  20世紀は、日本の国自体が、右肩上がりの成長をしていたので、ひとつの仕事でも安心感があったのだと思います。けれども、時代が変化していき、仕事に対して、どことなく不安感が出てきました。それが、副業などを生んできたのでしょう。  いまは江戸時代の人たちの働き方を参考にして、一人ひとり商売人の考え方を持つ必要があるのかもしれませんね。自分らしい仕事を手に入れ、よりよい人生にしていきましょう。  明日は、人生をよりよくする「お金の法則」について考察していきます。お楽しみに!  それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考文献】​「うまくいく」考え方 新しい時代で幸せになる5つの法則​ ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です! 応援クリック、よろしくお願いします♪ 【読書記録@インスタ】 ​●創生陸玖インスタ

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