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カテゴリ:未来考察
「人生100年時代」と言われるようになりましたが、これからの時代の「仕事」はどうなっていくのでしょうか。人生のなかに仕事があります。その仕事と、いいおつき合いができれば、よりよい人生になっていくと思います。
今回は、落合陽一さんの書籍、『0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書』からヒントをもらいながら、これからの時代の仕事を考察していきます。
100年時代は何をしたらいいのか?落合さんの本の中で、「人生100年時代を生き残るには何をしたらいい?」という質問がありました。それに対しての落合さんの答えが、「趣味を複数持ち、モチベーションを高く保ち続けること」です。
趣味であれば、自分の好きなことです。それを複数持つことで、モチベーションを保つことができるでしょう。そして、自分の好きなことを仕事にできると、自分にとって「飽きない」仕事につながります。
趣味や続けてきたことを仕事にするメリットは、モチベーションの喚起以外にもあります。たとえば、自然体で行なうことができるので、労働のストレスが少なくなることです。また、高いモチベーションはオリジナリティを生み出す原動力にもなります。
大事なのは、自分は何が好きなのかを常に考え続けることです。ずっと続けていられるような好きなことを仕事にし、高いモチベーションを維持しながら働ける人は、他の人にはないオリジナリティを発揮できます。そのため、これからの社会で生き残り続けることができると言われています。
変わりゆく価値好きなことを仕事にするときに必要になることがあります。それは、ストレスと感じずに「やりたいことをやる能力」です。
好きなことを仕事にするというと、「他人にできないことをやる能力」が必要と考えてしまいそうです。けれども、それ以前に、「やりたいことをやる」という姿勢が大切なのです。
「やりたいことがある」ということ自体が、すでにひとつの価値であるとも言えます。
自然体でいられる行動を仕事にする方法を見つけられれば、呼吸するように働くことができます。そういった意味で、自然体でいながら、自分がやりたいことをできている時、「いまこの瞬間が確かにある」と自覚することができるでしょう。
その瞬間、瞬間は時の流れが美しく、それでいて幸福に満ちあふれています。そんなふうに、世界を常に楽しんでいけるように、自分の中にある自然な瞬間を探していくことが必要です。
これからの仕事術とは?これから大切になってくることは、自分自身が情熱を持ってやれることです。テクノロジーの発展により、人間がやらなくてもいい仕事がでてくるのでしょう。仕事のあり方が変化してくるのです。
これからの仕事術のヒントは、「商い」や「働く」という言葉の意味を紐といていくてわかるかもしれません。
まず「商い」という言葉です。仕事は「商い」とも言いますが、この「商い」は「飽きない」という意味もふくまれています。
「飽きない」とは、「お客さんが飽きない」という意味と、「自分が飽きない」という2つの意味を持っています。仕事は、いったん選んだら長いつき合いになるので、お客さんも自分も飽きない工夫が必要です。
もうひとつは、「働く」という言葉です。この「働く」の語源は「傍を楽にする」という意味からきています。まわりの人を助けたり、役に立ったりすることが、「働く」ということです。つまり、「人に喜ばれること」と言えるでしょう。
このことから仕事というのは、まず自分やお客さんが飽きないことが必要です。飽きないためには、まず自分が好きなことでないといけません。自分が好きなことをやっていれば、自分自身が喜びます。それが、人に喜ばれることになり、社会的価値へと変わっていくのです。
いかがだったでしょうか? 今回は、これからの時代の仕事を考察してきました。
落合陽一さんも、本のなかで「やりたいことをやる」ことの大切さを述べています。これからの時代、AIなどのテクノロジーの発展により、人間の仕事も変わっていくのでしょう。
いまからやれることは、趣味をたくさん持つことです。そして、「趣味が高じて」のように仕事レベルまで極めておくといいのかもしれませんね。
明日は、人生をよりよくする「健康習慣」についてまとめていきます。お楽しみに!
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
【参考文献】 0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書 [ 落合 陽一 ]0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書【電子書籍】[ 落合陽一 ] 「うまくいく」考え方 新しい時代で幸せになる5つの法則
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Last updated
2021/07/18 07:30:06 AM
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