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~創生陸玖の『Learning Journey』~

2021.07.24
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 今回も、「お金2.0」を簡単にまとめていきたいと思います。

 

 前回は、自然界の構造と経済界の構造の共通しているポイントをまとめました。今回は、その共通するポイントから、この世界に流れている「動的エネルギーの構造」を見ていきましょう。

 

情報による秩序の強化

 前回のブログでまとめた、自然の構造と経済の構造の共通ポイントで、「情報による秩序の強化」というものがありました。

 

 これは、エネルギーの循環(食物連鎖)により、構成要素がいれかわっても同じ構造であり続けることができることです。人間にとって、情報とは記憶や遺伝子などであり、構成要素がいれかわることは、新陳代謝などです。

 

 「情報」が必要になるのは「選択」の可能性がある場合だけです。「情報」が内部に保存されること(記憶や遺伝子など)で、構成要素がいれかわっても(新陳代謝)同じ存在であり続けることができるのです。

 

 企業も存在を定義する「情報」が言語として共有されていることが重要と言えます。企業も、時間の経過によって、新人が入ったり、事業が変わったりしていきます。組織の存在を定義する情報(ビジョン・理念)が可視化されていることによって、同一性を保ち続けることができるのです。

 

動的ネットワークの機能

 この世界は、「動的ネットワーク」として動いています。自然、経済、生命、細胞、国家、企業など、無数の個が集合して1つの組織をつくっており、動的ネットワークとして機能しているのです。

 

 赤ちゃんが生まれたり、移民が来たりと、人間は流動的です。そのなかで、法律・文化・倫理・宗教などの「情報」によって構成員が変わっても同じ国家であることを認識することができるのです。

 

 森のなかに木があるように、自然のなかに社会があります。そして、社会のなかに人間があり、人間のなかに細胞があります。構造的には、すべて同じとして捉えることができるでしょう。

 

 ここでは「自然の構造に近いルールほど社会に普及しやすく、かけ離れた仕組みほど悲劇を生みやすい」という自然の摂理があります。

 

 自然の性質と遠い仕組みになるほど、機能不全を起こすという現象は、国家の競争力でも同じことが言えます。そのなかで、「進化」とは循環を繰り返していくことによって生まれる副次的な変化なのです。

 

動的エネルギーの構造

 この世界は、絶えずエネルギーが流れるような環境にあります。今日降る雨は、飲み水となり、いつかの人の涙になるかもしれません。

 

 また、相互作用を持つ動的なネットワークは、代謝をしながら自動的に秩序を形成していきます。情報を内部に記憶することでその秩序をより強固なものにするのです。

 

 こういったことは、「生生流転」または「諸行無常」という言葉で表されているでしょう。

 

 経済を見ていくと、根底には脳の報酬回路につながります。脳の構造は、経済とそっくりな構造をしているのです。そして、経済と自然もよく似ています。

 

 経済も自然も脳も、いずれも膨大な個体で構成される有機的なネットワークです。情報やエネルギーを交換しながら、全体がまるで1つの生き物のような振る舞いをします。

 

 そして、情報やエネルギーが循環する過程で、構造を複雑化させて進化していきます。人間の認識のフィルターを通して見ると、違うものとして区別されていますが、自然や経済や脳はもともと同じ「出発点」にあった存在と考えることもできるのです。

 

 

 いかがでしょうか? 今回は「お金2.0」から「動的エネルギーの構造」についてまとめてきました。

 

 この話を一言でいうと、人間の脳も、経済も、自然界も共通するところがあり、似ているということです。

 

 そもそも、お金や経済も人間が考えだしたものなので、構造が似ているのは不思議なことではないと思います。そして、自然界の構造と経済や人間の脳が共通するのも、何かしら絶対的な力を取り入れているからなのではないでしょうか。「長い物には巻かれろ」ということですね。

 

 さて明日も「お金2.0」をまとめていきます。「世代が持つ常識」というテーマでお送りします。お楽しみに!

 

 

 それでは読んでいただき、ありがとうございます。





【参考文献】

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 [ 佐藤航陽 ]










最終更新日  2021.07.24 07:30:05
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