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~創生陸玖の『Learning Journey』~

2021.08.03
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カテゴリ:仕事・お金

 今回も「パワハラ」について、これまでの創生陸玖の学びをもとに考察をしていきます。

 

 今回はパワハラを、「心理学」「バイアス」などの、人間が持つ傾向から読み解いていきたいと思います。

 

集団力学から見るパワハラ

 パワハラが発生するのは、その組織の風土(社風)による要因が大きいと言われています。パワハラが、その職場の文化や習慣となってしまっているのです。

 

 人間の行動は、その人の性格だけで決まるわけではありません。その人、個人が置かれた環境に影響を受けます。

 

 集団での行動は、個人、一人ひとりの言動の集まりを超えたものがあります。個人で決定するよりも、集団の決定のほうが、ハイリスク・ハイリターンの決定になる傾向が多いのです。

 

 そして、社風のような集団的雰囲気は、一度形成されると比較的長期にわたって継続する傾向があります。そのため、「秩序の強化」のための正しい情報が必要となります。

 

 組織は存在を定義する「情報」が言語として共有されていることが重要です。組織は、存在を定義する情報(ビジョン・理念)が可視化されていることによって、同一性を保ち続けることができます。

 

社風とバイアスの関係

「バイアス」とは、無自覚の「思い込み・固定観念」のことを言います。バイアスは個人だけでなく、組織の社風にもかかっていると言われています。

 

 たとえば、「男性は○○でするべき」「新入社員は○○だ」「職場ではこうするのが当たり前、常識」といったものです。

 

 こういった考え方の背景には、これまでの学びや気づきから得た論理的な統計結果の蓄積があります。そのため、すべてがネガティブなバイアスではありません。

 

 けれども、前回のブログで述べたように、過去にパワハラを受けた経験がある管理職は、自分の部下にパワハラをする傾向が5倍高まるという調査結果がありました。

 

 自分自身が受けたパワハラを「教育」としてポジティブに受け取り、現在も部下への教育に厳しさが必要と感じ、パワハラを行っている可能性があるのです。

 

 人間は本能的に自己防衛の行動があるため、集団から自分を守る同調行動につながります。自分が受けてきたパワハラを同調行動とし、自分が受けてきたことを部下にしてしまうのです。

 

 人間は、集団圧力に対抗することは非常に難しいのです。そのため、個人が置かれた環境に大きな影響を受けてしまいます。

 

同調バイアスのメカニズム

 同調バイアスとは、「他人の行動や考え方に合わせること」です。これには、2つの仕組みがあります。

 

①情報として他者の行動を利用すること

②他者の行動や考え方を規範として用い、同じように振る舞うこと

 

「①情報として他者の行動を利用すること」は、他者の行動を参考にすることです。たとえば、ラーメン屋に行列ができおり、「行列=おいしい店」と推測し、そこに並ぶことが当てはまります。

 

「②他者の行動や考え方を規範として用い、同じように振る舞うこと」は、反対に行動を制限するような圧力として働くことが多いです。たとえば、職場で就業時間になったが、誰も帰らないので、自分も残っていくというものです。

 

 このように同調バイアスがかかることによって、判断の基準が変わってしまうことがあります。

 

 ここからは私の考察です。ことわざに「郷に入っては郷に従え」とありますが、新参者にとっては、他人の行動が手本になることもあるでしょう。

 

 私も20代の新人のころは、「この職場はこういうものか」と受け入れていた部分もあります。けれども、いま思うと「本当に正しかったのか?」と思う部分も少なからず存在します。

 

 社風にバイアスがかかり、「これが、この職場での当たり前」となっているのです。そして、その「当たり前」は、疑わしいものが多いと思います。そう感じている人もいるのではないでしょうか。

 

「パワハラ」の言葉が、20年間も使われ続けている現在では、いま一度、社風を見直すことも必要な職場もあるのかもしれません。

 

 

 いかがだったでしょうか? 今回は、パワハラを「心理学」「バイアス」などの、人間が持つ傾向から見てきました。

 

 働く場所一つひとつに、その場の空気感がありますね。静かなところもあれば、活気があるところもあります。それは、人間の意識がつくり出していると言えます。

 

 社風のなかに、正しい「情報」や「知識」があれば、秩序のある組織として存在できるのでしょう。そのためにビジョン・理念を共有することが大切なのです。

 

 さて明日は、「職場のいじめ」について、考察まとめしていきたいと思います。

 

 

 それでは読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

【参考文献】

図解 心理学用語大全 人物と用語でたどる心の学問 [ 田中 正人 ]

情報を正しく選択するための認知バイアス事典 [ 情報文化研究所 ]








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最終更新日  2021.08.03 07:30:06
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