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創生陸玖の『Learning Journey』

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2021/09/11
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カテゴリ:学びまとめ




 さて今回は「多様性」について最後のまとめです。「多様性と幸せをつなげる方法」について考えていきたいと思います。

 

 多様性と幸せはつながるのでしょうか。まず「多様性」と「幸せ」について詳しく見ていき、最後に「多様性と幸せをつなげる5つのステップ」を見ていきましょう。

 

ダイバーシティ・多様性を詳しく見てみよう!

 まず、「ダイバーシティ」という言葉を見ていきたいと思います。

 

「ダイバーシティ」

多様性のことで、性別、人種、年齢、学歴、思想などに関係なく、多様な人材を活用するという、マネジメントにおける考え方。もとは1990年代のアメリカで、マイノリティや女性を差別せず、積極的に採用するという働きから始まった。(『大人の語彙力が面白いほど身につく本 』p.224

 

 それでは、この多様性・ダイバーシティのポジティブな面とネガティブな面を見てみましょう。

 

「多様性のポジティブな面」

・多様性があるからこそ、相手を理解する成長がある(楽だと無知になる)

・多種多様性があるから何が起こっても対応できる人に成長できる

・アイデンティティが増える(知恵がつく)

・歴史を見ても、多様性を受け入れた国家は非常に強い

・多様性とは、引き出しの多さであり、世の中をうまく回す知恵

 

「多様性のネガティブな面」

・格差、差別、いじめが起こる

 

 多様性を手に入れることで、さまざまな価値観が身につき、それが、個人としても国家としても強さを生むのだと思います。「受け入れる」ということは、その人の「アイデンティティの拡大」につながるのです。

 

 多様性のネガティブな面では、格差、差別、いじめが起こることは、人間が集まるところ、かならず起きるものなのでしょう。こういったものは、テクノロジーが解決してくことなのかな、と思いますが、みなさん、どう思いますか?

 

幸せについて考えてみよう!

 さて、お次は「幸せ」についてです。あなたの幸せは何でしょうか?

 

「シュークリームを食べること」「温泉につかること」「仕事で成果が出ること」、など人それぞれの幸せがあると思います。それでは、哲学者の偉人たちは、幸せについて何と言っているのでしょうか。

 

「アリストテレスの人間にとっての幸福」

「本来その存在者に課せられた機能(優秀性(アレテー))を十全に果たすときで、幸福とは魂がその優秀性に即して活動すること」

 

「ショーペンハウアーの人間にとっての幸福」

「人間の能力は使用されることを求めてやまず、人間は使用の成果を何らかのかたちで見たがるものである」

 

 つまり、偉人たちの幸福感をまとめると、「人間が最大限の能力を発揮して、その報酬・成果をもらって、活動しているとき」です。この時の「報酬・成果」は、現代では、「お金」かもしれないし、「いいね!」かもしれません。

 

 人が生きていることを実感し、自己肯定感を感じられるのは「チャレンジとスキルのバランスがとれている時」です。この「チャレンジとスキルのバランスがとれている」とは、「『できないかもしれないこと』と『絶対にできること』のあいだにある仕事」です。

 

 チャレンジとスキルのバランスがとれているとき、人は作業に没頭します。その状態のことを「フロー状態(最適経験)」と呼びます。フロー状態は、能力を限界まで使い、時間の流れを忘れて、他のことに関心がむかわず、静かな高揚感と幸福を味わいます。

 

 フロー状態のとき、人は他人の存在を忘れます。そして、自分の存在さえも忘れます。これは、エクスタシーの状態にあるのです。

 

 偉人たちの言葉を参考にすると、このフロー状態が人間の幸せだと考えられます。それでは、この幸せと多様性をつなげる方法を考えてみましょう。

 

多様性と幸せをつなげる5つのステップ

 多様性と幸せをつなげることとは、「人それぞれの幸福が成り立っている状態のこと」です。自分が幸せでなければ、相手の幸せも望めないでしょう。一人ひとりが、幸福感を感じていれば、自然にそれは伝播していくのだと思います。

 

 それでは、「多様性と幸せをつなげる5つのステップ」を見てみましょう。

 

①知識を増やす

②自分のこと・相手のことを理解する

③自分はどうなりたいかを見る

④報酬・成果(キャッシュポイント)を探る

⑤行動する

 

 多様性と幸せをつなげるためには、まず「①知識を増やす」ことで、「②自分のこと・相手のことを理解する」ことです。それは、この世界を理解することにつながり、「③自分はどうなりたいかを見る」ことができるようになります。

 

 先ほどのショーペンハウアーの言葉をお借りすると、「人間は使用の成果を何らかのかたちで見たがるものである」ということです。そのため、「④報酬・成果(キャッシュポイント)を探る」ことが必要でしょう。

 

 最後は、「⑤行動する」しかありません。やってみないとわからないし、もっと言うとやり続けてみないとわからないものなのです。

 

 日本の社会は、依然として江戸時代の身分制から続いているような、「所属」や「経歴」などの「状態」で、人を比較しています。「私は○○である」というところを見て、「私は○○をしている」というパフォーマンスや行動では見ていないのです。

 

 この「状態」で判断される社会だからこそ、「思考停止」の人を生んでいるのでしょう。それは、知識や、相手を理解する機会を得ることを減らしており、多様な価値観に向かう障害となっているのだと思います。

 

 幸せのためには少しでも行動する必要があります。「環境はコストではなく、成長機会」です。そして、その基礎にあるのは教育なのです。

 

 

 いかがだったでしょうか? 今回は、「多様性と幸せをつなげる方法」についてまとめてきました。

 

 3回にわたり、「多様性」についてまとめてきました。私の中でも、多様性の考え方がまとまってきたように感じます。

 

 東京オリンピックのレガシーは、ダイバーシティのインフラの提示でした。それは本来2020年におこなわれるはずでしたが、コロナ禍の影響により一年延期となって、今年の2021年におこなわれました。

 

 オリンピックの前に起きたコロナ禍によって、ダイバーシティや多様性の問題を浮き彫りにさせたようにも感じます。いろんな側面で、いい変化が起こることを期待したいですね。

 

 

 それでは読んでいただき、ありがとうございます!





【参考】

・アフターコロナのお金と経済

・私の中のダイバーシティ(2020年1月4日記事)

・その悩み、哲学者がすでに答えを出しています [ 小林昌平 ]







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Last updated  2021/09/11 07:30:05 AM
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