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創生陸玖の『Learning Journey』

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2021/09/26
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 前回より「家族関係と人間関係」についてまとめています。今回は、「家族関係から受ける3つの影響」を中心に見ていきたいと思います。さっそく、いってみましょう!

 

「家族との癒し」というテーマ

 大人になってからの社会性は、家族との関係が投影されたものです。ですから、人間関係でのトラブルを解決しようとしたら、元にある「家族との癒やし」が必要になります。

 

 大元の原因が解決していないと、たとえ目の前のトラブルは解決できても、また別の課題(=トラブル)が出てきます。「家族との癒やし」というのは、一生のテーマであり、人間関係に困ったら、家族関係を見直す必要があるのです。

 

 それではここから、家族関係からの影響を3つ見てみましょう。

 

①仕事で起きる人間関係のトラブル

②お世話役にまわりやすい

③子どもが独り立ちしない原因

 

①仕事で起きる人間関係のトラブル

 仕事で起きる人間関係のトラブルは、ほぼ家族の問題が投影されたものとして出てきます。

 

 上司とうまくいかないと思ったら、父親、母親との関係を見直す必要があります。先輩、後輩と、問題が起こったなら、兄弟姉妹のつながりがポイントです。

 

 一人っ子の場合は、友達と上手につながっているかどうかです。友達とうまくつながれる人は、兄弟姉妹との関係がうまくいっている人と同じで、職場での人間関係もうまくいきます。

 

 うまくいかない上司や先輩、後輩、取引先の人たちがいる場合、それは家族とのつながりを、もう一度見直すタイミングです。その人の社会性とは、どれだけ上手に年上や年下の人と、つき合ってきたのかの歴史なのです。

 

②お世話役にまわりやすい

 夫婦の問題と親子の関係性から受ける影響は、子どもが大人になってからの人間関係に表れます。その一つが人間関係の中で、「お世話役にまわりやすい」というものです。

 

 これは、子どもが親の愚痴や不満の聞き役となっている場合です。この夫婦間の問題を、夫婦で解決しようとせずに、愚痴や不満を子どもに垂れ流している家族が多いといわれています。

 

 例えば、「お父さんは家事を手伝ってくれない」「お父さんはゴミ捨てを協力してくれない」など、母親が子どもに嘆いている場合です。また反対に、母親のパワーが強すぎて、父親が萎縮しすぎている場合などがあります。

 

 このような両親を見ていた子どもは、自分が母親(または父親)を、「助けてあげないといけない」「話を聞いてあげないといけない」「いい子でいてあげないといけない」などを考えます。その立場に慣れてしまうと、「楽しむ」ことに罪悪感を抱き、「自分の人生を生きていない」という傾向になります。

 

 そのため、「両親のために」と考えてきた子どもは、自然に「お世話役」の人間関係に回りやすいのです。そして、そのような人間関係を続けてきた人は、その関係を続けていかないと、「自分」というものを感じられなくなる現象が起こります。

 

「自分がわからなくなる」という現象は、子どものころの影響があります。親子関係の影響が、大人になったときの人間関係に表れるのです。

 

③子どもが独り立ちしない原因

 大人になってからの人間関係の影響は、家族関係にルーツがあります。子どもが独り立ちできない原因も家族関係にあるのです。

 

 子どもが独り立ちしない原因・責任は、子どもではなく、家族の責任のほうが大きいと考えられています。「共依存」という、どちらも依存している関係にあるのです。

 

 子どもの社会の立場ができないのは「あなたは大人になってはいけない」と、親からのメッセージを自然に受けてきた結果です。これは、親からの依存のメッセージが強いと考えられています。

 

 それでは、こういった問題を解決していくためにはどうしたらいいのでしょうか?

 

「家族との癒し」はどうやればいいの?

 まず、こういった問題を解決していくための基本的な考え方があります。それは、「子どもは子どもの問題を自分で解決する」、「親は親の問題を自分で解決する」ということです。

 

 この考え方が大事になるのは、人生を決断していくのは、本人自身だからです。最終的に「本人がどうなりたいか」が一番重要になります。

 

 夫婦間の問題を自分たちで解決できると、子どもは精神的に自由になります。そして、子どもは自分の人生を自分で決断していくことが必要になります。精神的な自立があってこそ、よい親子関係が築けるのです。

 

 

 いかがだったでしょうか? 今回は「家族関係から受ける3つの影響」を見てきました。

 

 大人になってからの人間関係は、子どものころに積み重なったものが、表に出てきているものなのですね。もし問題を抱えている人がいたら、何かヒントになるのではないでしょうか。

 

 明日は具体的に「家族との癒し」を、どうやればいいのかを見ていきましょう。お楽しみに!

 

 

 それでは読んでいただき、ありがとうございます。





【参考文献】

・親子関係は人生に何を与えるのか?(2021年5月22日記事)

・家族関係が及ぼす社会性とは?(2021年6月17日記事)



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Last updated  2021/09/26 12:09:02 PM
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