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カテゴリ:メンタル
前回から人間の感情の「不安」について深掘りをしています。不安とはあなた自身が生み出した“漠然とした予感”です。漠然としたものを具体的にしていくことで、不安という感情は薄れていくでしょう。
今回は「不安」について、私達の脳の視点から見ていきたと思います。では、いってみましょう!
不安に関する脳の3つのポイントではまず、不安に関係する脳のポイントを3つ見てみましょう。
・脳にどんな情報が入ったか? ・脳は同時にいっぺんのことができない ・左脳がストーリーを考えてしまう
頭の中に入った情報は、行動になんらかの影響を与えます。人間の性格は、遺伝子や生まれ持った気質よりも、心の中にどんな情報が入ったかで変わってくるのです。ですから、ネガティブな情報ばかりが入ってくると、不安を作る要素も大きくなるのです。
そして脳は同時にいっぺんのことができません。これは脳の特性です。不安が大きくなると、考えること、行動することができなくなるのです。
さらに「もし○○だったらどうしよう」というストーリーを左脳が考えてしまうと、トラウマを自分でつくり出し、思考のループを形成してしまいます。これは、考えれば考えるほど、不安の回路が強くなります。少しの刺激でもすぐに不安の回路が働くようになり、そこから抜け出せなくなるのです。
不安を脳から追い出す方法それでは頭の中から不安を追い出すためにはどうしたらいいのでしょうか。
不安を追い出すためには、「別の行動・別の考え」をすることです。脳は一つのことしかできません。なので、脳に別のことを入れてあげればいいのです。怒りやイライラも同じで、違う感情を入れて嫌な感情を外に出せばいいのです。
また脳にネガティブな情報を入れないことも大事です。テレビで流れているニュースの8割はネガティブな情報だと言われています。特に視覚からの情報は影響が大きいと言われています。なので、そういったものをあまり取り入れないことも必要です。
ネガティブな情報が、情報の倉庫である潜在意識(無意識)に溜まってくると不安が大きくなったり、心配性の状態になります。身体に取り入れる栄養と同じで、心や脳に入れる情報もあなたを形成しています。そのため、取り入れるものを自己管理することが大切なのです。
今の自分に集中する不安を減らす方法に、今の自分に集中するというやり方があります。それは、無意識に意識を向けることです。一番やりやすいのが「呼吸に集中すること」です。
不安や怒りを感じると、人間は浅く速い呼吸になります。そこで役立つのが「丹田呼吸法」です。 →イライラや不安を感じたときに役立つ『呼吸法』(2022年1月2日記事)
呼吸は無意識と繋がるものです。深くゆっくりとした呼吸であれば、リラックスした心に繋がるでしょう。
いかがでしょうか? 今回は脳の視点から不安を見てきました。ここで偉人の名言を一つ紹介します。
『苦しみは人間の偉大な教師である』エッシェン・バッハ
不安の中にも、きっとあなたの学びがあります。次回は不安の中にある「自分らしさ」について深掘りしていきましょう。お楽しみに!
それでは読んでいただき、ありがとうございます♪
【参考文献】 ・心理カウンセラー・ ラッキー・不安を改善するには ~脳は意外とおばか~ ・不安や心配ごとで頭がいっぱいな人は脳機能や脳の人格を知ることで少し楽になるかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/05/19 07:30:07 AM
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