本のタイトルにもなっている「引き寄せの法則」。

　引き寄せの法則については、このブログでも何度か取り上げていますが、今回は「新訳 引き寄せの法則」に書いてあることを、まとめていきたいと思います。さっそく、いってみましょう！

「引き寄せの法則」とは？

　あらためて、「引き寄せの法則」について見てみましょう。ここからは、「新訳 引き寄せの法則」に書いてある説明を箇条書きで見てみます。

・似たものは、引き寄せられる

・類は友を呼ぶ

・うまくいくときはトントン拍子にうまくいくし、うまくいかないときは、ドツボにハマる

　これらに例外はありません。「物質世界での経験」は、何かを経験する前に、まず対象に思考を向けなければならないのです。「思考」に反応して起きている、と言えます。

　過去、現在、未来、どれを見ていても、「今」この瞬間に焦点を合わせた思考の波動が、自分の中に生じます。そして「引き寄せの法則」は、その波動に「今」作用するのです。

　この宇宙では「取り除く」「否定」という概念がありません。意識を向けたものが、自分の波動に取り込まれるのです。望む、望まないにかかわらず、あなたは考えているものと同じ要素のものを受け取ります。

　あなたの思考を通して招き入れない限りは、あなたの経験に入り込むことはありません。「引き寄せの法則」をさらに理解するためには、自分のことを、思考や感情の本質を引き寄せる磁石だと思ってください。

強い感情が強い磁力となる

　別の言い方をすると、注意を向けていることが経験の中に引き寄せられます。特に感情を伴って注意を向けていることが、経験の中に引き寄せられてくるのです。

　強い感情を伴わない思考は、それほど強い磁力をもっていません。思考が最も強力になるのは、強い感情を伴ったときです。

「内なる存在」とのコミュニケーション

　エイブラハムは、人間の中にある目に見えない部分を、「内なる存在（ソースエネルギー）」と呼んでます。

「内なる存在」は、感情を通してコミュニケーションを取っています。

　望むものに思考を向けていれば、ポジティブな感情を抱くようになり、望まないものに思考を向けていれば、ネガティブな感情を抱くようになるのです。

「内なる存在」の波動と合致したことは、「ワクワクしたインスピレーション」と同じことです。ワクワクしたことは、「内なる存在」に導かれているということなのです。

「自分が今どんな感情をもっているか」、これに注意していると、どんなときでも自分の思考が何を引き寄せているかを気づけるようになります。強力な磁力をもった内なる存在が、自分の思考について教えてくれているのです。

　いかがでしょうか？　今回は「新訳 引き寄せの法則」の中の引き寄せの法則について見てきました。

　ここでも「ワクワク」という言葉が出てきましたね。感情があなたの道のりを示してくれているのでしょう。これをうまく活用することが、引き寄せを使いこなすことに繋がるのだと思います。

　さて明日は「引き寄せの原点」について深掘りしていきたいと思います。お楽しみに！

　それでは読んでいただき、ありがとうございます。

【参考文献】

新訳 引き寄せの法則 エイブラハムとの対話 [ エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス ] 楽天で購入