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創生陸玖の『Learning Journey』

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2022/08/23
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テーマ:いい言葉(574)

さてアファメーションやセルフトークについて、今回から実際に「どんな言葉を使えばいいのか」を見ていきたいと思います。言葉の選び方で脳の動き方が変わるのであれば、人生をよりよくしていくためにどんな言葉を選んでいけばよいのでしょうか?

 

ここからは梯谷幸司さんの本、『本当の自分に出会えば、病気は消えていく』を参考にしながら見ていきたいと思います。まずは「シチュエーションに合った焦点の当て方で言葉を選ぶ」ということを見ていきましょう。

 

「結果」が欲しい場合のセルフトーク

結果が欲しい場合は、「どんな結果が得たいか」を言葉で表現することです。このとき、プロセスを指す言葉は使わないことです。

 

たとえば、「がんばる」「目指す」「努力する」「治す」「やめる」などは、ゴールに向かっている途中の状態を示しています。これらは、プロセスに焦点があっているのです。

 

なので「がんばる」と言うと、「がんばっている状態」を脳は自らに課せられた仕事と認識し、ひたすらその状態を維持しようとします。

 

同じように、脳は「目指す」「努力する」「治す」「やめる」が自らに課せられた仕事と認識し、ひたすらその作業に取り組みつづけます。そのため、いつまでたってもゴールにたどり着けなくなってしまうのです。

 

プロセスに意識が向いているときは、結果が二の次になってしまいます。ですから、結果が欲しい場合、プロセスを指す言葉は使わず、「どんな結果が得たいか」を言葉で表現することです。

 

プロセスに焦点が当たっているとどうなるのか?

結果が大事であるスポーツで、プロセスに焦点が当たっているとどうなるのでしょうか。ここでは2つのスポーツの例を見てみましょう。

 

2014年ソチオリンピック・フィギュアスケート浅田真央選手の場合」

浅田真央選手は試合前の記者会見で、「演技に集中できるようにしたい」「自分の演技がしたいです」と発言しました。これらはプロセスにのみ焦点が合い、「そこからどんな結果を得たいか」が語られていません。試合は、結局6位の結果で終わりました。

 

2015年サッカーワールドカップ・なでしこジャパンの場合」

佐々木則夫監督が、試合前のインタビューで「自分たちのサッカーができれば勝機はある」「試合を楽しんで、日本からたくさんの応援があるということを忘れずに、がんばってもらいたいと思います」と発言しました。この言葉も、試合というプロセスそのものに意識が向いています。結果、決勝でアメリカに敗れました。

 

脳は「私」からの指令に忠実です。プロセスの言葉を維持するために、ゴールにたどり着きそうになったら、それを阻止する働きに出ます。スポーツだけではなく病気も同じで、「治す」を口にしていると、「治している状態」を維持しようとして、病気をやめられなくしているのです。

 

なぜプロセスの言葉を使ってしまうのか?

日本人の場合、結果よりもプロセスを重視する傾向が強く、「がんばる」「楽しむ」などの言葉を好みがちです。さらに、「目指す」「努力する」という言葉は、自分のやる気や前向きな姿勢を伝えられるため、よく使われます。

 

また、プロセスの言葉を使ってしまうのは、「ゴールまでの道筋が具体的に見えていないとき」です。道筋が曖昧なので、「がんばる」「目指す」「努力する」という言葉を使ってしまいます。すると、脳もその状態を維持しようと働き、いつまでもゴールにたどり着けないのです。

 

プロセスを楽しみたいのならば、プロセスに意識が向く言葉を使えばいいのですが、結果を得たいのであれば、結果を得るための言葉を使うことです。

 

シチュエーションに合った焦点の当て方

「結果を出すこと」「ゴールを目指すこと」が大事なこともあります。代表的なのが「スポーツの試合」です。そのときは、プロセスばかりを見ていたらゴールできなくなるため、途中を大事にするシチュエーションではないということです。

 

反対に、結果を出すことばかりに焦点を当てすぎると不具合を起こすシチュエーションもあります。代表的なのが「子育て」です。

 

プロセスに意識を向けるときは、「今、どういう感情を味わっているか?」を見ると、違う景色が見えてきます。子育てなどで、イライラしたときは途中の景色を見ることで、焦点をずらし気持ちを変えることが必要でしょう。

 

シチュエーションに合った見方や、焦点の当て方ができるとイライラしなくなります。プロセスなのか、ゴールなのか、で焦点を選んでいくことが大事です。

 

自分の言葉を見てみる

ゴールとそこに至る道筋が具体的に見えていれば、粛々と歩いていけばいいだけです。そこに「がんばる」「目指す」「努力する」というプロセスの言葉は必要ありません。

 

ですから、結果を出そうとしているのに、「がんばる」「目指す」「努力する」というプロセスの言葉を使いそうになったら、意識して自分を観察することが必要でしょう。

 

結果が欲しい場合は、「がんばる」「目指す」「努力する」「治す」「やめる」は禁句です。プロセスを指す言葉は使わず、「どんな結果が得たいか」を言葉で表現しましょう。

 

 

いかがだったでしょうか? 今回は「シチュエーションに合った焦点の当て方で言葉を選ぶ」というテーマで見てきました。

 

言葉が脳にイメージを与え、脳から体に指令を出します。その言葉がプロセスに焦点が当てていると、ゴールする瞬間になるとプロセスを終わらせないために「ちょっと待ったー!(_!)」となるのですね。いつも最後で躓くときは、どんな言葉を発しているかを意識してみてはいかがでしょうか。

 

さて明日は「望む未来を生み出していく言葉」というテーマで見ていきたいと思います。お楽しみに!

 

 

それでは読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

【参考】

・トランスフォームチャンネル

・本当の自分に出会えば、病気は消えていく 「あなた自身の人生」を生きていないとき、人は弱く、不調になる! (単行本) [ 梯谷 幸司 ]











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Last updated  2022/08/23 07:30:06 AM
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