仕事でいきいきしている人、消耗している人 2022.8.18
前回から人の「役割」についてまとめています。今回は「仕事でいきいきしている人、消耗している人」というテーマで見ていきたいと思います。 心が満たされる時間を増やす 人は役割を与えられると、安定感や帰属意識を感じて、安心感を得られます。けれども、与えられた役割の中でも、いきいき仕事をしてる人と消耗していく人がいます。その違いは何でしょうか。 人は自分の才能が使えていて、心の深いところから誰かの役にたっていると思えていたら、たとえ忙しくても、慌ただしくても、仕事をして良かったと思えます。これが、自分が歯車になっているだけで、誰の役にも立っていないんじゃないか、と思うとすごくエネルギーが自分から出ていくような感じになります。 このとき、仕事では心が満たされないけれど、それ以外で心を満たす時間を持ったとします。けれどもそうすると、仕事とそうではない時間の中で、心のギャップが生まれてしまいます。 いきいきした人生にするためには、自分の心が満たされることを日常的にする必要があります。朝から晩まで、心が満たされるということを心がけるのです。 大切なことは「誰かに何かを深く貢献しているな」と感じられるかどうかです。結局、仕事では朝から晩まで活動するので、心のギャップが生まれてきたならば「仕事のやり方を変えるか、仕事の内容を変えるか」を考えることが求められるのです。 仕事の中の分かれ道とは? 人間は役割があると安心しますが、その役割が「自分にしかできないこと」なのか、それとも「誰にでもできるようなこと」なのかで、いきいきした仕事かどうかの分かれ道になります。 人は自分の才能を活かし“自分しかできないこと”をやっているときは「よっしゃ、いい感じ!」と思うのです。 それが“誰でもできるようなこと”をやっていると、「これ自分じゃなくてもよくない?」となったり、「自分は何でこんなことやっているんだろう」という気持ちになります。 誰でもできるようなことをやっていて、そんな気持ちになったとき、本当はその人がやるべきことではないことをやっている可能性があるのです。 幸せに働くためには、「自分の居場所を間違えないこと」です。ですから、「これ、自分じゃなくてもよくない?」「自分は何でこんなことやっているんだろう」と思ったら、それは「そのポジションではない」というサインの可能性があるのです。 あなたは何を決めているか?「幸せに働く」「いきいきと仕事をする」と、あなたの中で決めたら、「まずは自分の心を満たすものを生活の中に埋めていく」というところがスタートです。 そして日常的に「心が満たされている」という状態を心がけることです。 その中で、もし「これ自分じゃなくてもよくない?」「自分は何でこんなことやっているんだろう」と思ってもやめてはいけない場合もあります。 ライフワークの生き方とは、一つの部屋に入って、その部屋でやることが終わると、次の部屋が見つかるような感覚です。今のことを一生懸命やらないと、次の幸せな働き方(次の幸せな生き方)は見つからないのです。 ですから、諦めずに前に進むことも求められます。それはあなたが「何を決めいているか」の違いに出てくるのです。 いかがだったでしょうか? 今回は「仕事でいきいきしている人、消耗している人」というテーマでお届けしてきました。 あなたが幸せに輝くためには、自分の居場所を間違えないことが大事です。そのために自分の心が満たされることを見つけていきましょう。 そして、仕事に対して「これ自分じゃなくてもよくない?」「自分は何でこんなことやっているんだろう」と思ったとき、それは本当の自分の居場所を探すためのメッセージなのかもしれません。 いきいき働くためには、心が満たされていることがポイントです。そのためには、まず「心が満たされているかどうか」に気づかないといけないですね。ということで明日は、「心が満たされていないときのサイン」を詳しく見ていきましょう。お楽しみに! それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考】・直感のメッセージを読み解く秘訣とは? 理想の人生を実現するための直感の活用方法 ~直感についての考察④~(2022年7月26日記事)・Ken Honda 本田健ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪