2007/03/04(日)20:54
持ち株総括(3月1週)
先週強気なこと書きすぎたせいか?小気味よく下げてくれました。
日経平均が13週平均線をわずかでも下回ったのは、昨年11月以来。昨年は10~11月にかけてじりじりと下げる展開だったけれど、今回は大陰線。
陰謀論を考えるならば、今のタイミングで株価を下げるのは、5月に解禁される三角合併を視野に入れた買い叩きへの布石、したたかな外資ならばそれくらいのことはやっても不思議ではない、なんてことも想像したりなんか。
そういうのを想像するのも面白いんだけれど、じっくりチャートを眺めなおすと、
昨年6月、7月を2点底にした上昇基調のチャート(赤楕円。)
トレンドラインはざっくり引っ張ると、今16,200円あたり(茶色の線。)
GLOBEXなんかを覗くと、とりあえず月曜は17,000円を割って始まるだろう。来週も今週と同じように大陰線なら、勢いが良すぎるので一旦株はお休みした方がいいだろう。じわりと下げるくらいなら、3ヶ月もまともな押し目も作らず上昇を続けてきたつけが回ってきただけ。
木曜、金曜と、あわてていろいろポートフォリオをいじくったけれど、私はとりあえずまだ上昇が終わったとは思っていない。
だから、ETFも処分しないし、売った分別の株を買った。さて、どう出るか。
1320 ETF225。内容については日経平均と同じ。
1954 日本工営。困ったときの日本工営は、私の投資の「お守り。」この株には何度も救われてきた。なぜか抜群に相性がいい。
チャートは、先週上げた分今週下げた形。そんなにいい形ではないけれど、特段悪くも無い。
目先の配当金(この会社は年一回配当なので、たっぷりもらえます)分だけ稼げればいい、という気持ちでいます。
5963 日立ツール。下がったけれど、全体相場よりは悪くない。下がるときは資金作りしなくてはいけないので、どんな株でも下がる。今週どう動くのかな。底から這い上がり始めて最初の押し目。先週は下がっても一時的、って記したけれど、ちょっと自信を失うチャートの形。
6480 日本トムソン。個人的にちょっとした縁のある会社。インサイダー情報をもらえるとかそんなことは無いけれど。
狭いレンジでちょこちょこ動いている。割安感から購入。購入したらみんなにつられて下がったけれど、あまり気にしていない。あまり下がったら買われちゃうよ、どこかに。
6652 IDEC。これもどこか割安な株はないかな、とスクリーニングしていて見つけた株。例に漏れず大きく下げたけれど、13週線を割らなかった。今はまだ底。こういうときはちょっと上昇すると利益確定が出て元通り、という状態が延々と続いて、それから上昇を始める。
7414 小野建。全株処分。週足で見ると、処分したのは早まったかな?とも思うけれど、勘。強いてあげれば、今中国とかかわらない方がいいと思ったから。
8002 丸紅。先週の上昇分を今週全て吐き出す株が多い中、陰線ながらも下髭をつけて粘ったのは立派。目だった上値抵抗線はないし、ちょっと上昇が早すぎたから、一服するのは悪くない。
8880 飯田産業。全株処分。処分した理由は、勘。以上。
8915 タクトホーム。100,000円は割ったけれど、全体を考えれば大きな動きではない。出来高が膨らんでいない。13週線を下回っていない。健康診断終わり。まだまだ大丈夫。
9978 文教堂。全体相場を無視したチャートだ。先週大陰線で、今週は下髭つけて陽線。よくわからん。
団塊世代が退職を迎えて、さらにゴールデンウィークを迎えて、個人の海外旅行がかなり増える。
これが結構、為替相場を動かしたりするから侮れない。円を外貨に換えるわけだから、円安に振れる。
急激な円高も、月単位で見るとそれほど怖がることは無い。むしろ円安に振れすぎると日本企業がこれからガンガン外資に荒らされるわけだし、気をつけないとこの先勤め人は大変だと思う。