2017/07/25(火)17:10
039:【爆走!キャノンボール】「revival」走路妨害も全てOKで、優勝賞金10万ドルを奪い合う死のロード・レース!
○「ヴィンテージ映画」【映画パンフレット・フェスティバル】(festival)
◆ 観た方にはもう一度、観てない方にはぜひお勧めします。
〆:誰しも、それぞれの映画に「自分の思い」があると思います。
映画の好きな方、パンフレットを見るだけでもワクワクすると思います。
どうぞ、この映画パンフレットをきっかけに、素敵な「ヴィンテージ映画」を、もう一度観て楽しんで下さい。
○ 爆走!キャノンボール ○
◆優勝賞金10万ドルを奪い合う死のロード・レース!
原題: Cannonball
製作国: アメリカ
製作年: 1975
配給: 東映洋画配給
1976年度日本公開(米)
ポール・ハーデル監督作品
『解説』
◆優勝賞金10万ドルを賭け、ロスからニューヨークへの5000キロを突っ走る死のロード・レースを描くカー・アクション映画。
製作はサミュエル・W・ゲルフマン、監督は「デス・レース2000年」のポール・バーテルが担当。
出演はデイビッド・キャラダイン、ベロニカ・ハメル、ジル・マッキニーなど。
★コメディー的な演出はなく、ひたすらアメリカ大陸を疾走する名車たちが、プロ、アマ問わず猛スピードで突っ走る死のレースで、法規無視、走路妨害などあらゆる手段を使い、ロッキー山脈を越え、デンバーを突っ切って、一路ニューヨークへひた走ります。
その他、デトマソ・パンテーラに乗るウルフ・メッセルに、バカンス旅行中の冷やかし半分の若いアベック、それに、リンカーン・コンチネンタルで疾走する黒人青年などが、レースに花を添えています。
なお、このレース描写を主軸に、このレースに大金を賭けているマフィアたちの妨害行為や、お色気描写で味付け。
クライマックスでは、大スタントシーン映像が繰り広げられ、第一次スーパーカーブーム世代の車好きにはたまりません。
『ストーリー』
◆サンタモニカの海岸で今、トランス・アメリカン・グランプリ(ロサンゼルスからニューヨークまでの5000キロを、平均時速150キロで飛ばす苛酷なロード・レース) が始まろうとしている。
この法規無視、走路妨害も全てOKのワイルド・レースの賞金は10万ドル。
※優勝候補No1は、キャノンボールと異名をとるレーサー、コーイ・バックマン(デヴィッド・キャラダイン)で、愛車はトランザム・ファイアーバード、恋人リンダ(ヴェロニカ・ハメル)が同乗しています。
ライバルは、ダッジ・チャージャーを操るケイド・レッドマンですが、勝つためには手段を選ばず、どんな悪辣な手を使っても勝とうとする悪役に徹します。
※このレースでひと山あてようとするマフィア一味もいて、コーイに6000ドルを賭け、是が非でも彼を優勝させて大儲けさせようというのだ。
※ニューヨークも近くなり、コーイとケイドの勝負の決着がつく時が来て、工事中のハイウェーに迷い込んだ2人の車は、すさまじいうなり声を上げ、デッドヒートする。
そしてケイドの車は転落し、リンダの乗っていた車がマフィアの銃で狙われ、スピンしたその車に後続車が続々と十数台も激突し大惨事となった。
マイペースに進むアマチュア達が走る中、再びレースに復帰したコーイ達のラストは目前だ。
※優勝賞金10万ドルをめざし、コーイがまずゴールイン、続いてなんとあのジム(R・キャラダイン)のアベック組が。
コーイは自分をネタに金もうけをしようとしているマフィアの存在のため賞金は辞退し、結局2位のジムのアベックに10万ドルは手渡されるのであった。
かくして、ビッグ・イベントの幕は下りた・・・。
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挿入動画・写真
Pixabay:Creative Commons CC0・ロイヤリティーフリー
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